呼ばれて出てきたというか。なんか季節柄なのかアクセスがすごいらしくて、それに伴って怪しげなコメントがいろいろとついてるという連絡があり。消すの面倒だからやめてくれないかなぁ・・・。
ということで、季節ネタ。この時期はフクロウの雛をあちこちで見かけるらしく、毎年同じこと書いてますが。
『フクロウの雛を見かけても怪我してなければ拾わない』『野鳥の雛を見かけても人間は手を出さない』
なんてことをお願いしてます。毎年。ほんと毎年毎年・・・(汗)。
落ちている野鳥の雛をみかけると、「人間を怖がりもしないし、もしかして親に捨てられたんじゃないかしら?」なんて思う人が多いのです。実際、スズメの雛なんかでも、まだ飛べないうちからヨチヨチ親の後をついてまわって、たまに人間がやってくると親はすごい勢いで逃げていくけれど、雛はどうしていいかわからず
「ふぇ?」
という顔で逃げもせず人間のことを見てたりするんですけどね。
でも、それは『怖いもの(人間)を怖いと思わない普通の反応』で、それから徐々に危ないもの、食べられるもの、野生で生き抜く術を学習して、本当に自立していくのです。
フクロウも同じ。巣立ちと呼ばれる人間が勝手に決めた時期では、フクロウの雛たちはまだ飛べません。怖いものも知りません。だから地面に落ちてボンヤリしているところを見つかることが多いんです。人間が勝手に「巣から出たから巣立ち」と呼んでいるだけで、実際はまだしばらく親から餌をもらって、羽が生え代わって一人で生きて行けるようになるまで、もう少し親と一緒に過ごす期間が続きます。ただちょっと他の野鳥より早く巣から飛び出すだけ。
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