ここはモリフクロウとアメリカオオコノハズクを飼ってる人間のblogです。世の中にはベタ慣れのフクロウばかりではありません。どっちかというとありのままのフクロウたちの姿をつづってるblogなので、普通の人は書かないようなバカなことや、都合の悪い話もでてきます。 フクロウ(ミミズク、コノハズク含む)の飼育について調べてみたい方は、PCならtop→のフクロウ固定記事(抜粋したもの)、フクロウ飼育の知識カテゴリ(小ネタ系含む)、携帯ならtop下のほうの記事を参照してみてください。それ以外のオマヌケなフクロウたちはフクロウカテゴリにて。 右側にコンテンツがない方は、ブラウザの幅をぐぐっと広げると出てくるかも。 時々カテゴリ単位でチェックしていただくことをお奨めします。
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『フクロウ飼ってます!』発売中です。参考になるレビューをいただきました。ありがとうございます。自分と違う飼い方を認められない事実誤認のレビューもネタとして面白いので必見(笑)! やばいなー、シーシェパードって言われちゃったよ。もう。 

2012年06月29日

6/28の片翼のフクロウ

そんなこんなで忘れないうちに(大分忘れたけど・・・こんなときtwitterの記録が役に立つとは(笑))。
画像多すぎるし、1枚当たりが結構重いかも・・・。

rai20120628 (3)_1.jpg6/28
うちに来た直後(以前も載せた)。
段ボール箱に入れられて車で運ばれ、正直ぐったりしているところ。怪我などしてないか開けてみたらこの顔。
本人的には「もう最悪。どうせこれから焼き鳥だろ・・・」くらいに落ち込みまくり。

 


rai20120628 (9).JPGケージに段ボールハウスと一緒に放り込む。周囲を確認する余裕もなく、とりあえず暗がり(段ボールハウス)に飛び込んだところ。右の翼がないので、一度転ぶとなかなか立ち上がれないで床に何かつかむものがないか手探りで暴れる感じ。まだ左右のバランスがうまくとれなくてよたよた歩く。
 



rai20120628 (14).JPGrai20120628 (15).JPG
うちにきて3時間後。見に行ったら、水浴び容器の隅に止まって、中を観察してた・・・けど、いやそうにとびずさってケージの奥に移動されたので、人間は退散。アクション見てると、「これ以上くるなよ?」というポイントが非常にわかりやすい。いや、これでもケージの外から見てるんだけどね。それでも奥行きが足りないらしい。

 

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posted by モリフクロウ at 17:00| Comment(0) | TrackBack(0) | フクロウ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2年ぶりのフクロウ

『フクロウ飼ってます!』を書いたご縁か何か、いきなりフクロウ(Ural owl)が我が家にやって来ることになった。

ある日突然林務課の方からお電話。
「怪我をしたフクロウが運び込まれてですねー」
「あれ、確か松本市は施設があってそっちに運ばれるんじゃなかったでしたっけ?」
「ああ、施設が手一杯で断られちゃったんですよ。もう4羽いるところに雛も運び込まれてて」
「は、はぁ・・・あの、大きなフクロウですか?」
「お、大きい・・・あ、そうです、大きい奴です。小さいフクロウじゃなくて」
などというやり取りがあって、結局引き受けることに。

成体のフクロウで片翼がダメになった状態で保護されたけれど、傷口がもうめちゃくちゃで、骨を接いで治るとかいうレベルではなく、切断するしかなかったそう。多分人間の人工物(電線など)にひっかけたんじゃないかという獣医さんのお話だった。
 
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posted by モリフクロウ at 15:14| Comment(7) | TrackBack(0) | 傷病鳥獣保護 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月21日

テレビがっ!

えーと。予定を変更してテレビの話にしようかと思います。
某珍百●という番組で、誤認保護が堂々と取り上げられたらしいので。
どこまで誤認保護で、どこからが保護なのかは非常に微妙です。その場で見ていたわけでもないし、そこにいるわけでもないので、本当にそんな内容だったかどうかはわかりません。
が、あくまで原則があって、それに沿わないものを堂々と珍●景などという人気番組で全国ネットで流されるのは、非常にマズイ。最初に誤った知識を持ってしまった人は、なかなか方針転換してくれません。
「野鳥の雛を無許可で拾うのはいいことなんだ!」
って思っちゃう。
違うんだってば!!

『フクロウ飼ってます!』にも書いたけど、フクロウの生態を知っていれば、こんなことにはならないはず(というか、なって欲しくなくて書いたのにな・・・)。
昨日は沢山の方に、このひとつ前の記事『野鳥を保護すること』をtwitterでRTしていただきました。疑問に思われた方もいらっしゃったみたいです。ありがとうございました。

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posted by モリフクロウ at 12:20| Comment(5) | TrackBack(0) | 傷病鳥獣保護 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月15日

野鳥を保護すること

フクロウネタをいくつか拾ってるけど、書かないまま時間が経って、気付いたらなかったことにしてること多々あり。
いかんなぁ・・・。

今日はフクロウや野鳥の保護の件でいくつか。
誤認保護(善意の誘拐、フクロウたちにとってはただの誘拐)の話は、このblogで何度も書いてきたので、ご存知の方も多いはず(前回はこれ)。
今も相変わらずメディアは「カワイソウなフクロウを助けてあげた善意の人!」的な扱いをするので、ちょっと困る。というか、これまで地方ニュースでしか流れてなかったようなネタが、全国ネットで流されたり、インターネットで検索できるようになったので、余計に目につくのかもしれない。

少し前には例の、「家の中にフクロウの雛が落ちてくるので、可哀想だからササミで育てて山に帰してる(たぶん死んでる)」というおばあちゃんや、各地でフクロウの雛を目撃した、拾った、保護した、という報道があったり。フクロウおばあちゃんのリンクを貼ろうと思ったら、2012年のものは消されているのか出てこない。なかったことにされたかな・・・? 2010年の記事は変わらずあるので、もし気になる方はそちらをご参照ください。これまで52羽だったかを拾ったそうですよ。そうですか、52羽も・・・。善意でやってるのはわかるけど、誰か間違いを訂正してあげることはできないんだろうか。

新聞の中には「間違いでした、正しくは元の場所に帰してください」と訂正した例もあったけど、これはほんのごく少数。大半はそのまままた来年も、再来年も、勘違いしたまま綿々と続いていきそうな感じだったりする。
実際つい最近、『フクロウ飼ってます!』からみで長野の新聞社や、タウン情報誌の方に取材されたけど、「雛をひろわないでキャンペーン」の認知度はえらく低い(というか知られてない)。ここぞとばかりにアピールしておいたけど、野鳥の会の中の人は、ぜひもっとがんばってほしい(笑)。

ヒトと野生の動物たちとの距離を間違えると、往々にしてお互いに悲しいことになる。
山梨の善光寺では、少し前に巣立ったフクロウの雛が衰弱死してしまった。どうやらカメラマンやウォッチャーたちの観察圧が原因。毎日何十人もの怖い人間たちに取り囲まれてカメラを向けられていたら、そりゃ親フクロウだって近づきたくなくなるよね・・・(元記事はこちら)。自分さえよければいい、と思ってる人たちのせいで死ぬフクロウが可哀想すぎる。野生動物に近づくなら、それ相応の距離感を持って臨むべきだと思う・・・。フクロウを殺してしまったら折角のいい写真も何も台無しでしょう。きっと撮影された画像には「お腹がすいたよ、助けてよ」ってフクロウ雛の顔が写ってるんだろうと思うと、ちょっとやりきれない。写してる人は気付いてないだろうけど。

続きは動画をいくつか。続きを読む
posted by モリフクロウ at 13:02| Comment(3) | TrackBack(0) | 傷病鳥獣保護 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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