ここはモリフクロウとアメリカオオコノハズクを飼ってる人間のblogです。世の中にはベタ慣れのフクロウばかりではありません。どっちかというとありのままのフクロウたちの姿をつづってるblogなので、普通の人は書かないようなバカなことや、都合の悪い話もでてきます。 フクロウ(ミミズク、コノハズク含む)の飼育について調べてみたい方は、PCならtop→のフクロウ固定記事(抜粋したもの)、フクロウ飼育の知識カテゴリ(小ネタ系含む)、携帯ならtop下のほうの記事を参照してみてください。それ以外のオマヌケなフクロウたちはフクロウカテゴリにて。 右側にコンテンツがない方は、ブラウザの幅をぐぐっと広げると出てくるかも。 時々カテゴリ単位でチェックしていただくことをお奨めします。
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2013年01月30日

再訪:富士花鳥園 その1

フクロウ雑貨が反応がよくて何よりです。っていうか、最近他にネタがなくてな・・・。年末に来るかもしれないと言われていた保護フクロウは、予定変更で来なくなったようだし。他にグッズもの(ティータオルとか!)がいくつかあるにはあるんだけど、そればっかり続いてもうざいしね・・・。あ、前回のフクロウお弁当箱に画像を追加。フクロウのデザインとして素敵だから、まだ見てない人はぜひ見てみて。

と、ここまで書いてて何か思い出す。はっ、そういえばネタを抱えたまま1月終わっちゃうの、忘れてた(汗)。
ってことで、慌てて書きます。富士花鳥園(笑)。

fuji2013.jpg1月の頭に静岡まで出向く機会があって、ルートを調べていたら朝霧高原を通るルート発見。これは行くしかあるまい! と半ば無理矢理強引に行くことにしたところからスタート(管理人の住む長野県松本市からだと、中央道で山梨まで出た後、一般道で南下して静岡まで行くしかないのだ)。

例のトンネル事故(あれ、実はいつも関東に出るときに使うルートで、偶然その日、その時間帯にいつもと違うルートを使ったので通らずに済んだのだ。後で事故を聞いて心底ぞっとした・・・亡くなられた方のご冥福をお祈りします)の影響もさほどなく、快調に富士山を見つつ朝霧高原へ。
ちなみに結構寒い。長野から行くと温度自体は極端に違わないんだけど、途中の甲府辺りがかなり暖かいので、そこからまた山を上がるせいか余計に寒く感じる。風、霧とも結構出ていて、到着時には生憎の曇天。小雪がぱらぱら。でも施設は大きな温室の中だから大丈夫!(ステ(ry

ちなみにその日440枚も写真をとったのに、入り口を入るところの画像はない。しかも画像を撮り過ぎてまだ整理できてない・・・バカだろ、自分。
コチラが駐車場からの入口。よく見たら、看板はまだ富士国際花園なんだね(富士花鳥園の旧称)。


)。FUJI01005.jpg
受付では2羽のぬいぐるみのようなフクロウと、モリフクロウがお出迎え。受付嬢のスピックスコノハズクのココア&ポッキーと、たけちゃん。
入口にフクロウがいるとは思っていない人が多いらしく、入場料を受け渡してるところで2羽が動いて「ええっ!?」と驚くお客さんが何人もいて、ちょっと面白かった。スピックスは普通の人が思っているサイズよりも小さいから、余計にヌイグルミっぽくみえるのかもしれないね。




take2013.jpg
受付の(本物の)お姉さんの後ろにたけちゃん。こちらも動かないと剥製だと思ってる人が・・・。
たけちゃんがやたらとやる気でどこか飛び移るところを探してウロウロしてた(ピンボケ・・・)。

ちなみに受付嬢と言いつつ、営業部長はスピックスのココアちゃんで、モリフクロウのたけちゃんはあくまで『受付スタッフ(ベテラン)』なので、実はココアちゃんの方が偉かったりする(笑)。

実はこの日、入場料のお釣りを確認し忘れて受け取らずに帰って来てしまい、後日慌ててご連絡したところ、ご丁寧に書留で返金していただいた。お電話での対応、お手紙での対応も恐縮するばかり。
こちらの確認ミスなのに本当にありがとうございました。この場をお借りしてお礼申し上げます。入口でフクロウの話で盛り上がっちゃって、ついうっかりやっちゃったんだよね。本当にごめんなさい。



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ラベル:富士花鳥園
posted by モリフクロウ at 11:31| Comment(2) | TrackBack(0) | フクロウ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月25日

デザイン良のフクロウ雑貨

ちょっと見かけたフクロウの雑貨をいくつか。
文具雑貨のミドリの手帳(紙を中心としたステーショナリー・文具/文房具雑貨のお店らしい)。オンラインショップもあり。
手帳のテーマは小鳥のはずなんだけど、中に何故かアフリカオオコノハズクとメンフクロウが・・・。
年末に松本の丸善で偶然見かけて、まさか小鳥モチーフの手帳の中にフクロウがいると思わなくて衝撃を受けた覚えがある。結局買わなかったけど、デザイン的にはかわいいよ。これ。多分このシリーズだと思うけど、中身がここだと見られなくて、違うと申し訳ないので、とりあえずリンクは貼るけど自己責任でお願いします!(汗)。(あ、一応購入された方から「コレです」とご回答いただきました。1/30)
http://www.midori-store.net/SHOP/27193006.html
同じシリーズでいくつか種類があるらしいので、気になる人は他のサイズも見てみるといいかも。多分大きい文房具やさんならあると思うので。

82027.jpgそれから同じ会社のこのシール。振り返ってるところがまるでフクロウっぽくていい。こっち見てるやつは、どう見てもアオバズクっぽいけどね・・・(もうちょい頭がこう、もっふりでかくないとフクロウっぽくないような)。手帳に貼って使えるシールらしい。実際の使用例がリンク先にあるので、気になる人はそちらを見てみて。
同じシリーズでにわとりっぽいのもいる(こちらは漫画チック)。



54329428_o1.jpg続いてこちらの和食器やステッカーなどを扱うKOTORITACHIというお店。
フクロウをモチーフにした雑貨がいくつもあって、デザインがよかった(梟とふくろうの2種類で検索しないと出てこないのは地味に困る)。
http://kotoritachi.shop-pro.jp/?mode=srh&cid=&keyword=%DB%E6
http://kotoritachi.shop-pro.jp/?mode=srh&cid=&keyword=%A4%D5%A4%AF%A4%ED%A4%A6%A1%A1
ヘビクイワシとかちょっと変わったやつもいるけど。
「あ、これアフリカオオコノハズク」「あ、これウラル」「こっちはシロフクロウ?」
と、ちゃんと顔だけ切り取ってもフクロウらしさがわかるよね。フクロウ柄のお弁当箱&箸箱なんて初めて見た・・・。
このお店のグッズは花鳥園に置いてあるそうだけど、この前行ったときは気付かなかったなぁ。本当は実物を見てみたい。
(注:許可いただいたのでお弁当箱画像を追加しました。1/30)

どちらのショップのデザインも、いわゆるイメージのフクロウじゃなくて、ちゃんとイラスト的に実在するフクロウから絵を起こしてるから、こういうのは好き。これからもこういう本物に近いデザインのフクロウ雑貨が増えるといいな。羽角が目の真ん中から生えてる、どこの地方のお土産屋にも並んでるようなやつじゃなくて・・・(汗)。

あ、どちらのお店も関係者でもなんでもないので、購入時は自己責任でねっ。ミドリの方は文房具屋さんにおいてあると思うし。
posted by モリフクロウ at 11:46| Comment(8) | TrackBack(0) | フクロウ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月22日

『鷹匠の技とこころ』

先日浜離宮で行われた放鷹術の実演(行ったときの注意についてはコチラ。また書き直す、書き直すよ・・・)。
行って驚いたことに女性比率の高いこと。並んでる鷹匠(一部訓練生含む)の半分が女性でびっくりした。
で、最前列でバズーカみたいなカメラを抱えて、とにかくなんか写真ってやつを撮ってやろうとしてるおっさんたちはさておき、見に来ている人たちも女性の多いこと。色々と予想外だったなぁ。

このときの鷹匠の書かれている本が、この『鷹匠の技とこころ』。男ばかりの鷹匠の世界に入られた女性鷹匠が、普段あまり語られることのない鷹匠の世界や技術について書かれた本。もし鷹狩や放鷹術に興味のある方は、こういった本を読んで単語などを勉強しておくと、より分かりやすいし、実際に衣装などを見て「なるほどー」と思われると思う。あえて女性だからどう、と気負った話もないけれど、男性ばかりの世界に一人飛び込むのって、ものすごく大変だったんじゃないかなぁと、最初の思い切りの良さに感心してしまった。勿論受け入れた方もすごいと思うんだけど。

今回の放鷹術では、ハヤブサの実演が野生ハヤブサに襲われて中止になったり、偶然見に行った回の直前に、使われる予定のオオタカがカラスに追われて戻って来られなくなったり、松の木から下りてくるのを嫌がったり、まぁアクシデントが結構あったんだけれども・・・。強風吹き抜ける中、大量のカラスに狙われながら、食べ物とお互いの信頼関係だけで言うことを聞いてもらってるんだから、本当に大変な技だなぁと思ってしまう。見てると本当に簡単そうに見えるんだけどね(もちろんワシタカ、ハヤブサに限らず、フクロウを飛ばしている人たちにとっても同じこと。すごいことだよ)。
簡単そうに見せるために(安定して動作させるために)、一体どれだけの血のにじむような訓練をしているかも、この本で是非読み取ってみてほしい。

あ、もちろんスポ根みたいに「とにかくやれ!」とか「矯正してやる!」とかそういう体罰や精神論じゃだめだから。「餌を抜きまくる」ってのも論外で。きちんと信頼関係を築きつつ毎日単調に見える訓練を続けること。まぁやってないのに偉そうに書くのもアレなので、この辺で(笑)。

お正月だけでなく、各地で放鷹術の実演の機会があると思う。流派も様々だし、一概にどこの流派が、とは言えないんだけど(汗)、こういった日本の伝統文化に興味を持つ人が少しでも増えてくれるといいな、と思いつつ。あと、東京でフクロウやワシタカを据え回してる(注)人を不審者扱いしないであげて・・・(時と場合にもよるけどね)。あれは紐でつながれていて、必要な訓練なんだから。イヌの散歩と同じか(必要度では)それ以上と思ってあげてください。

据え回す:猛禽を左手(大抵革製グローブをはめている)の上に乗せてそのまま歩き回ること。一見すると何もしていないように見えるんだけど、鳥に人の手の上が安全だと思わせ、周囲の謎の生物(主にニンゲンとかコドモとかイヌとかジテンシャとかジドウシャとかバイクとか・・・)に慣らし、好き勝手に獲物を襲いにいかないようにするためにできるだけ毎日行う・・・訓練だと思う。
手の上に大きなフクロウなんかを据えて(乗せて)歩き回ってるだけだから、「自分で飛ばないなら散歩なんてさせなくていいじゃない! キーッ」ていう人も見たことあるんだけど、運動じゃなくて、ちゃんと人間や環境に慣らすのが目的だから。足革に紐がついていてそれを握っているので、基本的に勝手に飛んだり人を襲ったりすることはない。人間がいきなり猛禽に手をだしたり掴みかかろうとしない限りは。
訓練の最中なので、見かけてもいきなり大声をあげたり、勝手に手を出したりしないこと。恐怖を感じると、動物は咄嗟に反撃するか逃げようとするからね。お互いに不幸な事故が起こりませんように。でもそれはイヌなんかでも同じなんだけど。何故か人の猛禽にいきなり手を出す危ない真似をする人多数なんだけど、あれはただ人の上に載ってるだけで、野生の動物と同じと思っていた方がいいよ。何かするときは飼い主さんに確認してから。




posted by モリフクロウ at 12:05| Comment(0) | TrackBack(0) | フクロウ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月19日

フクロウもろもろの出るテレビ番組

う。twitterでは流したんだけど、こっちに書く気力なくて前日になってしまった・・・。

明日、1月20日(日) 14:00 〜 15:25 より、テレビ朝日系列でシマフクロウの出る番組が放送されるらしい。
番組名 『よゐこ&鈴木福くんのどうぶつ調査隊が行く! 旭山動物園2013』
放送日時 2013年1月20日(日) 14:00 〜 15:25
番組の基本情報はこちら

◇番組内容
今回はよゐこと鈴木福くんが「動物調査隊」を結成。キリンやキタキツネの生態を調べて旭山動物園の新しい施設に役立てようと大奮闘!よゐこの濱口優はなんとアフリカまで野生のキリンの生態調査に行き、オスとメスの食べ方の違いを発見!
果たして調査結果は、旭山動物園の行動展示にどう活かされるのか!?この他、有野晋哉はキタキツネを、鈴木福くんはペンギンやシマフクロウの驚きの能力を大調査!見どころ満載でお届けします。


もともとはHBC(北海道放送)の番組らしく、HBCの方が詳しかったりして。HBCのHPはこちら。アライグマなどの外来種の話、シロフクロウの映像もありそう。取り上げ方は少ないので、あんまり沢山じゃないのかもしれないけど。見られる方はぜひ。

その他にCSのアニマルプラネットでは【地球ものがたり】というシリーズで各地の自然のドキュメンタリー番組を流していたんだけど、この番組中にちらほらとフクロウたちの姿が。どんな環境で暮らしているかだったり、どんな動物かの説明もさらっとあったりするので、フクロウに興味のある方は見ておくといいかも(これで見られるかわからないけど、一応番組表のリンクを貼っておく。【地球ものがたり】の検索結果
ダメそうなら、HPのトップから検索を)。
話数が多いから全部チェックするのは大変なんだけど、番組詳細でフクロウとかミミズクとか引っかかる検索ワードが入ってないからさぁ。全部見てるよ、うん、全部(笑)。綺麗な自然の風景は環境映像としても癒されると思う。

今まで見たヨーロッパ、フランス、ドイツあたりでは、ワシミミズク、モリフクロウの声、キンメフクロウ、ドジっ子スズメフクロウなんかの姿が見られた。日本でもこういうちょっと淡々としたドキュメンタリー番組をもう少し作ってくれないものだろうか。子供っぽいナレーションは要らないと思う。

他に『大自然ドキュメント:北極圏』と題したシリーズで、シロフクロウが出て来るらしいんだけど、こちらは未確認(しかも検索がうまく出ないので、大自然ドキュメントで検索してね(汗)。あ、もしかして北極圏だけの方がうまく検索できたかもしれない)。出ると書いてあるんだから出るんだろうとは思うけど・・・(笑)。こちらもアニマルプラネットを見られる方は是非。

今度はもうちょっと早く告知できるように頑張るよ・・・(涙)。


posted by モリフクロウ at 17:26| Comment(0) | TrackBack(0) | フクロウ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月15日

雪が・・・

tori20130115_1.jpg画像は晴れた昼間なのに、小屋の止まり木から下りようともしないで井戸端会議に興じるメンドリーズ。テンション低い。なぜなら庭は雪に埋もれてまるで出たくないからだ! 今日はもう終わったことになってるらしい。

ものすごい雪だった・・・。雪国育ちだし、以前住んでいたところもたまに降ってたから雪そのものには驚かないんだけど、久々に驚異の積雪スピードだったよね。
首都圏方面の皆様、ご無事でしょうか。あれだけ降ったら会社に行く気なくすわな・・・(でも行かなきゃいけないから大変なんだけど)。昔東京にいた頃も相当の大雪の年があって、ちょっとした坂道でトラックが立ち往生してたり、雪道を走ったら会社の南国出身の先輩に「危ないから、走っちゃだめー!!」と怒られたりしたのを思い出す。雪国育ちは歩き方が雪仕様になってるから、あれくらいの量は降ったうちに入らんのよ・・・。確かにそれでも転ぶんだけど、危なくない転び方を心得てる気がする。今できるかわからんけど。試す気もないけど(笑)。


tori20150114.jpgうちの方は昨日の朝までに30センチ以上一気に積もって、起きたら辺り一面の銀世界。その後も日中ずっと降り続き、今朝はまた10センチくらい積もったかなぁ。勿論昨日も今日も何度も雪かき。そうしないと、うちから国道に出る道が封鎖されててどこにも行けない状態。いくらこのあたりの雪がフワフワで軽いと言っても、車が通って圧縮されたりなんだりで、久々の雪かき筋が筋肉痛だよ。

画像は昨日朝イチで、鶏小屋にたどり着くために雪かきした後。喜ぶかと思って土がでるまでかいてやったんだけど、結局この日は小屋の中から一歩も出ず(笑)。刺さってるのは雪かき用の軽いスコップ。これで雪がどかせるんだから、ほんとここらの雪は軽い。





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posted by モリフクロウ at 17:37| Comment(2) | TrackBack(0) | ニワトリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月09日

アフコノだらけ

afukono.jpg正月早々フクロウが大量にいる画像が回ってきて、何だこりゃと思ったことだけ忘れないうちに。
『フクロウをいっぱい飼いすぎてしまうと、家に帰って来たとき、こんな出迎えを受けるらしい』ってやつで、ものすごいインパクトだった(自分の所に回ってきたときは改変されて全然違う内容になってたけど)。

床にいる9羽のフクロウたちが撮影者の上の方を「何だありゃー」「なんだなんだ」「あ、カメラ!」「ちょっと、カメラこっち見てる・・・」的なお祭り騒ぎで見上げているところ。

よくよく見たらアフリカオオコノハズクの雛(まだ羽根が生えそろっていない雛から、そこそこ揃ったものまで成長段階は様々)だった。
「飼ってる人が隣に住んでる」とか「ブリーダー」とかいろいろと流れてきたけれど、結局のところ某ショップで仕入れたものだったらしいんだけど。アフリカオオコノハズクは多産だから、てっきり誰かが繁殖したものかと思ったんだけど、違った・・・。

で、そのまま「可愛い」「飼いたい」「お迎えされたい」と盛り上がる流れは、テレビもtwitterも変わらず・・・。うん、まぁ可愛いと思うけど、この可愛い状態は後ほんの数か月で、後は基本飛ぶし、自我が出て来るし、子犬や子猫が可愛いのがほんの数か月というのとあまり変わらないんだと思うんだよね。

勿論飼おうという気になれば飼える動物だから、ちゃんと調べて飼ってくれよ、と願うばかり。
このサイズのコキンメやアナホリ、各種コノハズクたちは、ショップで「簡単に飼えますよ(にっこり)」という言葉で騙されることが本当に多いから。

何度も言うよ(何度も聞く方には申し訳ないけど)。餌はマウス、ヒヨコ、ウズラなどの専用肉。意思の疎通はほとんど無理。餌の切れ目が縁の切れ目。据えて外に連れまわしたりすることは無理。鳴き声は・・・好みだろうけど、あんまり耳触りはよくないかなぁ(笑)。こればっかりは個人の感覚だけれども。まぁ鳴くこともあるので、決して物静かではないし。トイレはそこら中でする。
あと他の動物との同居は、最初からよほど注意していないと危険。彼らにとって大型の猛禽はもちろん、犬や猫も簡単に殺される捕食者サイズ。ストレスで死ぬ個体だっているし、本当に何の気なしに飼い主が不注意で犬猫(場合によってはワシミミズクなどの大型のフクロウ)と一緒にしてしまい、オモチャにされて死ぬケースだってある。
ほんと、自分で身を護れない非力な鳥だから、十分に注意してほしいんだよ・・・。逆にこういうことをちゃんと説明しないお店は要注意だと思うんだ。簡単に飼いたいと思ってるから、そういう甘言にだまされるんだよ。何も言わない、注意しない、というのも消極的な甘言の一つだと思うから、自衛して注意してね。
以前書いた『コノハズクなど小さいフクロウの飼い方』はコチラに。すっごく簡単に書いたものだから、改めて拙著『フクロウ飼ってます!』を借りてでもいいから読んでみてね。

ちなみに自分がこの画像を見たときは、「世話大変だろうなー・・・」って身も蓋もない感想だった。現実的すぎる(笑)。

今度は放鷹術を書き直すか、花鳥園のこと、書く・・・多分。頭痛がひどいのでダウン継続中(汗)。


posted by モリフクロウ at 11:30| Comment(9) | TrackBack(0) | フクロウ飼育の知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月07日

あけましておめでとうございました

FUJI01005.jpg


そんなこんなで新年早々出かけていたり、頭痛で倒れていたりで、いつも通りの寝正月に・・・(おい!)。
メッセージくださった皆様、ありがとうございました。今年もモリフクロウ並みのぼんやり加減で適当に更新しつつ進みたいと思います。忍耐強く生温かい目でぼちぼちお付き合いくださいませ。

放鷹術の話は携帯からあげたので、後で書き直して画像をつけないと、と思ってるままだし、花鳥園にもこっそり行ってきた話も書いてないし、ネタはあっても書く体力がないという日常。正月のアフコノ大量画像なんかもネタにあったのに、どんどん風化していってしまう・・・。

まぁそんなこんなでゆるゆると。
一部で人気のトリーズたちも、一応氷点下10度の世界でも無事なんとかやっています。さすがに土が凍って掘れないし、朝は水入れが巨大な製氷機(厚さ15センチの氷)になっていて水が飲めなくて怒ってます。緑もほとんどなくなったんでケージに白菜とキャベツを入れてやったけど、白っぽい野菜は野菜じゃないので、それもまた「美味しくない!」って怒ってるし。どんだけわがままなんだ・・・。
あ、うちの卵と遜色ないくらい美味しい卵を見つけた話もまた今度。

そんなこんなで、今年一年皆様とフクロウたちとほかもろもろにとって良い年でありますように。


posted by モリフクロウ at 12:04| Comment(2) | TrackBack(0) | フクロウ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月03日

放鷹術

先日お伝えした放鷹術ですが、実演のためのハヤブサが行方不明のため、午前のハヤブサ回は通常のワシタカの実演になっているそうです。

実はこっそり午後の会を見に行ったのですが、幸い好天に恵まれました。が、これがまた強風に、カラスの群れに、機嫌を損ねたお鳥様に、もう大変なことに(汗)。最後までハラハラする実演でした。
今回女性の鷹匠さんが沢山出られていて、いい意味でぜひ多くの方に見ていただきたい放鷹術の実演だと思います。男性ばかりの社会に飛び込まれた女性鷹匠と、それを認められた師匠の鷹匠に感服するばかり。本もでているのですが、それはまた改めてご紹介します。

20分くらい前に現地についたのですが、予想外に人が沢山。1000人くらい、すでに座ったり大砲みたいなカメラ抱えて待ち構えていたりでびっくり。行かれる皆様は早めの行動をお勧めします。
据え回しや、振り替え、鷹匠体験(見物客から4人ほど、手にグローブをはめて鷹の渡りをさせてもらえます)など、約1時間ほど放鷹術の実演を楽しむことができました。

携帯からの投稿なので、改めて書き直しますが、取り急ぎあげてみました。画像もまた今度。

今回見た感じだと、見る側のマナー、主催側の注意のどちらも今ひとつかな、と。
あまり脅してはいけないと思いつつも・・・『猛禽の前に子供をいきなり出してはいけない』こと、『猛禽に不用意に近づいたり、後ろに回り込まない』こと、をご注意ください。何かあってからでは遅いです。今回、終了後に鷹匠のところにカメラを構えた人たちが殺到してですね、見てるこちらが「あれ、危ない(汗)」「鳥が可哀想」と思う場面もチラホラ。主催の注意を守ってたら自分が写真を撮れないと思ってか、ものすごい勢いで鷹匠を取り囲むわけですよ。鳥は暴れるし、なんかちょっと・・・自分だけいい写真を撮りたいんでしょうね。本当に猛禽が好きなら、もう少し鳥のことを考えてあげてほしいと思います(鷹匠さんたちは大変大人の対応をしていらっしゃいましたが)。
自分に向かってゴリラの群れがすごい勢いで殺到したら怖いでしょ・・・それも四方を取り囲むってさ・・・。たとえゴリラに危害を加える気がなくてもですよ。いきなり手を出して触ろうとするとか、イヌネコじゃないんだから最悪です。

・早めにいい席を確保する(場所は市場通りよりの牡丹園近くです)
・フラッシュは焚かない
・いきなり手を上げたり、立ち上がったりしない
・走らない
とりあえず、獲物を連想させるような暴れる動きをしないこと。終演後に鷹匠が鷹を据えたまま柵のすぐ手前に来てくれますので、柵を越えて近づかない。そういった見る側の最低限のマナーを守りましょうね。
書きたいことは沢山あるのですが、またあらためて。

あ、明けましておめでとうございます(笑) 。


posted by モリフクロウ at 00:24| Comment(4) | TrackBack(0) | フクロウ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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