ここはモリフクロウとアメリカオオコノハズクを飼ってる人間のblogです。世の中にはベタ慣れのフクロウばかりではありません。どっちかというとありのままのフクロウたちの姿をつづってるblogなので、普通の人は書かないようなバカなことや、都合の悪い話もでてきます。 フクロウ(ミミズク、コノハズク含む)の飼育について調べてみたい方は、PCならtop→のフクロウ固定記事(抜粋したもの)、フクロウ飼育の知識カテゴリ(小ネタ系含む)、携帯ならtop下のほうの記事を参照してみてください。それ以外のオマヌケなフクロウたちはフクロウカテゴリにて。 右側にコンテンツがない方は、ブラウザの幅をぐぐっと広げると出てくるかも。 時々カテゴリ単位でチェックしていただくことをお奨めします。
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『フクロウ飼ってます!』発売中です。参考になるレビューをいただきました。ありがとうございます。自分と違う飼い方を認められない事実誤認のレビューもネタとして面白いので必見(笑)! やばいなー、シーシェパードって言われちゃったよ。もう。 

2013年02月28日

疑ってみること

疑うという言葉はあまりいいイメージではない。「なんでも疑ってみる人」なんていうと人格的に問題ばかりありそうな偏屈なヤツって感じだし、猜疑心に凝り固まって常に誰にもだまされまいとして、逆に誰かをだましてやろうとか考えてそうな・・・。
でも実際そんなダメなことばかりじゃないと思うんだけどね。

フクロウ飼ってます!』でも書いたし、このblogでも何度も書いたことだけれど、誰かが言っていることを疑ってみることは大事だと思う。学校の教科書のように常に正しいことが書いてあるとしたら、それはまず信じて覚えなければならないけれど、残念ながらフクロウに関する大半のことはそうじゃない(学校の教科書ですら時々訂正や改定されるんだから)。
「あの人がああ言っていた(から正しい)」というのは思い込みに過ぎないってこと。このblogに書いてあることも。「あの人がああ言っていた(から他のデマよりは確からしい)」ならまだわかるんだけどね。
管理人が信じるのがこれまで発表されてる論文や学術書に拠っているのは、そこに長い間実験や観察を繰り返した結果があるからで、「あくまで野生のフクロウの行動や食性に関して確からしい」ことに過ぎず、今後新しい報告があるかもしれないし、家庭で飼ってるフクロウたちのことは、また別の知見が生まれるのかもしれない。生まれないのかもしれない。わからん(笑)。でもこれが理解されないと、「現在フクロウの飼い方に『絶対正義な教科書』があって、それに則ってない飼い方は虐待だ!」って騒ぎ立てる人が出てくるんだよね・・・。ほんと厄介だからやめてほしいわ。

幸いというか不幸にもというか、大学で理系にいて論文(と呼ぶにはあまりにもおこがましいもの)を書かされると、前に同様の研究をしてきた人のことを調べなければならないし、調べてるうちにその学説がひっくり返ったり、「なんだ、結局これはこの時点でそれっぽかっただけなのか!」という経験を散々する。DNAだの蛋白質だの基本がひっくり返ることはそうそうないんだけど、その後の論文を半分疑いながら読むようになる。例え本になっていたとしてもそこに大した意味はなかったりするんだよ。数年したらまたひっくり返るから(笑)。
『その時点でわかってる事実を総動員したら●●だった』けど、『数年後に××になった』なんてことはよくあるわけ。頭から100%信じ込むとダメージがでかいから、「なんかこんな説があるんだなー」と頭の片隅の棚に一度仮置きして論文や本を読む癖がつくようになる。そういう経験をすることは少ないかもしれないけど、フクロウのことに限らず、マスコミなんかが垂れ流す情報だってなんだって、本当はどんな話なのか疑ってかかってみると、現実は全然違うことなんてよくある話。誰かの言うことを盲信するのはやめようよ。


leucisticowl.jpg誰かがフクロウのことに関して何か言ったとして、その人の背景がどのくらいのもので、どんな経験があって、どんな知識を持っていて、結果こんなことを言ったから●%くらい正しいんじゃないかな、と思う癖をつけるといいと思う。それくらいのバイアスは絶対必要で、100%正しいなんてことは誰にも言えないから。
で、更にそのバイアスのかけかたに、「ワシタカじゃなくてフクロウのことを知ってる人」って項目が欲しい。
猛禽類とひとくくりにされているけれど、実はワシタカとフクロウは先祖が別。まったく違う鳥が最終的に肉を食べることに特化して、嘴や爪など似た形に進化しただけであって、全くの別物だから。性格も、実際の道具の使い方も全然違う。まるで夜動くワシタカみたいなイメージの人が多いけど、別物と考えるべき。

さて長い前置きは置いといて。


leucisticowl.jpg実はアンクレットとジェスのことなんだけど、前にも書いたんだけどね。やっぱり事故がものすごく多いんだよ。
で、これを信じるか信じないかは読んでる人次第なんだけど・・・(いきなり真似をされたり、反論されても困るから、ちゃんと話は最後まで読んでから)。
ちなみにアンクレットとは直訳すると足環だけど、足環と呼ぶときは個体の識別番号や連絡先の入った金属や樹脂製の輪っかを指すことが多い(モリフクロウの足画像の赤い部分。矢印は足革をとった跡)。革で足首をまいてハトメでとめたパーツがアンクレット。そこから伸びてる紐がジェス。様式によっては一体化してるものがあるので、まぁ足革と言ったらフクロウたちの足に付ける革やナイロン製のパーツ一式と思っていただければ。










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posted by モリフクロウ at 12:13| Comment(2) | TrackBack(0) | フクロウ飼育の知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月26日

寒いのキライ


一般の人にとってフクロウは、ものすごい寒いところでも普通にもふっとなって暮らしてるエゾフクロウ(よく写真で見る白っぽいモフモフのやつ)やらシロフクロウ(ツンドラに住む)の影響か、ものすごく寒さに強いイメージがあるらしい。そのうえアナホリフクロウみたいに砂漠(実際は違うんだけど)にいる暑さに超強いイメージもあって、なにその究極生命体(汗)。


まぁ正直言って、そんなのただのイメージに過ぎないんだけどね(笑)。


毎年冬になると「フクロウにいい温度って何度ですか?」と聞かれるんだけど、正直そんなの飼ってるフクロウの種類にもよるのでわからない。シロフクロウやフクロウ(Ural owl)にとっては、氷点下15度だって過ごせなくはないと思う。現に昨日の夜も近所でUral owlのペアが鳴いてたし、冬越しはできるらしい。『雪の中のフクロウ
だからといって、それが彼らの望む温度かっていうと違うんだよね。

今住んでいるところで餌をとれて、他の動物に襲われずに安全に暮らせるからそこにいるだけであって、それが無理ならそこから移動する。で、またそこが無理なら移動して・・・と長い年月をかけて進化してきたのが今ある生態系。だけど、もしもっと沢山餌の取れる地域で暖かくて安全なところがあったら、シロフクロウもUral owlも移動してぬくぬく過ごすと思う。
heater.jpg飼ってるフクロウたちだって、別にそこそこ寒いところに住んでるモリフクロウだってアメリカオオコノハズクだって、好きで寒いところにいるわけじゃない証拠に、ヒーターがあれば日がな一日ヒーターのそばで寝てましたよ、ええ(笑)。『フクロウとオイルヒーター』を見てもらえばわかるとおり。こいつだけが特殊なんじゃなくて、過去いたモリフクロウたちはみんなやってたから、多分これがモリフクロウの伝統(違)。
アメリカオオコノハズクだって、しょっちゅう雪の中頭に雪を乗せてたたずんでる写真が出てるんだけど、あれも他に行けないから仕方なくそうしてるだけで、実際は巣箱の中にヒーター設置したら全然出てこなかった(笑)。『フクロウと寒さ2
過去の記事はコチラ『フクロウと寒さ』『フクロウと寒さ』・・・あっ、同じタイトルの記事2つ書いてた。バカバカバカ!





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posted by モリフクロウ at 10:39| Comment(4) | TrackBack(0) | フクロウ飼育の知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月22日

一言物申す

前回『猛禽カフェの行く末やいかに』で懸念してたことが、段々現実になってきましたよ(汗)。あ、ただあくまでインタビュー記事が流れてたので、お店の方がどう答えたのかはわかりません。よって記事についてもここでは流しません。あくまで書いてあったことに対してだけ、ちょっと頭を抱えています。

食費1500円ではフクロウは飼えません(怪我や病気のもとになるので餌はマウス、ラット主体にバランスよくやるべき)。
参考までにうちで一度計算したアメリカオオコノハズク(体重200g。小型フクロウの中でも大型の方)の食費はコチラ(これはちょっと高目の計算結果だけど、うちは数羽いたので丸ごと無駄なく使い切ってこの値段。羽数が少なければ余った餌を捨てることになるので、より割高になることも。

フクロウの餌に関してあれこれ書いてまとめてあるのは『フクロウの餌に関する話題』。どうしていろんな餌がいいかも書いたけど。肉だからって人間が毎日鶏肉だけ食べてるかって話ですよ。同じ肉でも栄養は色々。本来のフクロウは小型哺乳類と鳥を各種獲って暮らしてるんだから。嘘だと思ったらフクロウにいろんな餌を並べて見せてみるといいよ。ウズラだけ毎日とかヒヨコだけ毎日とか絶対に選ばないから。断言する。

スマホで閲覧されてる方へ。PC版だと右の方に『フクロウ固定記事』ってのがあって、そこに餌の話やら小さいフクロウの飼い方の話やらいろいろと出ています。できたらPCからか、PC版にしてご覧ください。鳴き声やフンのことなども。あ、ストレスのことは『フクロウ飼ってます!』でも紙面が足りなくてあんまり書けなかったんだった。ストレスの話もぜひ。
「簡単に飼える」って言葉で一番得をするのは誰なのか、よーく考えてみてね。『フクロウ飼ってます!』を借りてでもいいので読んでみて。

一言どころか一杯になっちゃったけど(汗)。最初に間違った情報を手に入れると訂正するの大変なんだよ。ほんとデマはやめてくれよ・・・(正確には自分が望む甘い言葉しか聞かない人が多いんだけどね)。
そんなに簡単に飼える動物なら、10年前のブームの時からフクロウだらけになってるはずだったら。

で、そこまでいろいろ読んで考えて、設備を整えて飼う人がいるなら、全力で応援する。当たり前。少しでも仲間が増えてくれるのは嬉しいし、いろんなことが情報交換できるから。あの、ほんと、できたら沢山の人に広めてください。フクロウは簡単に飼える動物でもないし、いくら小型でも食費1500円なんてすごい工夫でもなければ無理ってこと。

ラベル:フクロウ
posted by モリフクロウ at 17:08| Comment(7) | TrackBack(0) | フクロウ飼育の知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月21日

アルビノフクロウ?

えーと、基本的にネタを書きためない。大体その日の朝ぼんやり何を書こうか考えて、それから調べて書いてることが多いので、結構付け焼刃。ある意味レポート前日の調べもの的な。でもって、その時に力尽きるとその日はblogを書かなかったりする・・・。なのでときどき予告と中身が入れ替わります(汗)。

leucisticowl.jpg今日はまたまた見かけた白いフクロウのお話(←結局行き当たりばったりやん)。

真っ白いフクロウの画像に「これ何の種類?」とコメントがついていて、てっきり「またまたシロフクロウだろー?」と思ったら、なんとそれが白いけどシロフクロウじゃなかった。
「え?」
となるけど、実際こんなフクロウ種は存在しない(画像の出所がよくわからない)。

別の人が「アルビノ?」とも言ってたんだけど、実はアルビノ(albinism)でもなく、白変種(leucism)と呼ばれるもの。ホワイトライオンやホワイトタイガーなどがその例で、普通のライオンやトラから稀に生まれる白い個体(縞模様や尻尾の先は黒いまま)と同じもの。見た目はよく似てるんだけど、フクロウの場合は目の色がアルビノと白変種では全く異なる。
アルビノの場合は遺伝子の欠損などエラーから起こることが多くて、メラニン色素(日焼けやシミのあれね)が作れないため、瞳孔の色素もできなくて真っ赤。対して白変種の場合は、もともと羽根の色が白くなる遺伝情報が組み込まれていたものが偶然発現しただけで、後はごく普通の個体と同じ。なので瞳孔の色も赤じゃなくて黒や黄色など本来の種の色のままなのだ。羽根の色も真っ白なこともあれば、一部茶色いところが残ってるものもいるらしい。例えるなら、アルビノはバグで、予期しないときにうっかり起こるもの。白変種は隠しコマンドで、うまいことコマンドが入ると起きるイベントのようなもの。もともとプログラミングされているから、変化が起きたことで何か変わるわけではないってこと。

白い個体というと脆弱ですぐ死にそうなイメージがあるけど、実際は遺伝子にエラーのおきたアルビノは死にやすいけれど、白変種はそれほどでもない。ホワイトタイガーやホワイトライオンでは、動物園でこの珍しい遺伝子を人間が選択的に残して、親子何代にもわたって白い個体を生み出すようにしていたりもするから、白い個体が脆弱で繁殖能力がないってわけじゃないんだよ。ただ、白いがために目立って襲われたり、獲物が獲れなかったりするリスクはあるので、生存競争で有利に働くか不利に働くかが微妙なところ。

これまでにも世界中のフクロウに稀に見られ、メンフクロウやメガネフクロウ、インドオオコノハズク、アメリカオオコノハズク、カラフトフクロウ、モリフクロウ、コキンメフクロウなど数多く報告されているそう。
まぁ、こんな真っ白なフクロウが野生で飛んでたら、とりあえず『神の使い』って崇められそう。




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posted by モリフクロウ at 11:55| Comment(2) | TrackBack(0) | フクロウ飼育の知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月18日

猛禽カフェの行く末やいかに

karafuto.jpgまたまた雪が降ってきて、塩尻ー小淵沢通行止めとかえらいことになってますよ、松本・・・。

さて、今日は予定を変更してドッグカフェや猫カフェ、ウサギカフェならぬ猛禽カフェ。
個人の好みの話でもあるのであんまり触れたくなくて寝かせていたのですが、いやはや、週末にtwitterでそれ関係の記事が出てましてね。ちょっと気になったので。
←おっとりカラフトくん。

実はここ半年ほどの間に、東京に猛禽を見ながらお茶ができるカフェがいくつかできてます。紹介するのも何なので自力で探してみてください(汗)。一応本の話は以前『動物カフェ』で書いたんだけど。で、数日前にその猛禽が見られるカフェに行って記事を書いたライターさんがいて、これがまたフクロウの可愛い画像や飼い方の話を載せたもんだから、一気にまた「フクロウかわいい!」「フクロウ飼える!?」と盛り上がっておりました。

うん、飼えるんだよ。ただ簡単には飼えないんだよ。簡単に飼える動物だったら、今頃犬や猫以上に普及してるから(汗)。

どこでも電気が使えるようになって、冷凍技術が発達して、どこでも餌を届けてくれる流通ができて、餌を作ってくれる人がいて・・・いろんな人が頑張ってくださってるお蔭で『なんとか、近代になってやっと』普通の人が飼えるようになった動物なんだよね。
まだまだ診てくださる病院も少ないし、誤診されるし(汗)、単純に手がかからないとか餌が安いとか思ったら大間違い。




coffee.jpg勿論お店側はそういう面倒なことは言わないし、聞かれないから答えないのかもしれない。単に猛禽を見に来ただけの人に「飼うのは大変なんですよ」っていうのもおかしな話なので、それもよくわかります。が、やっぱり動物を扱うことだから、簡単ですよ、を売りにしちゃいけないと思うのですよ。

(思ってたより)簡単。(考えていたより)手間がかからない。←この()の部分が省略されて伝わるとまずいんじゃないのかなぁ。
まぁインタビューがどういう形で伝わってどういう記事になるかなんて、発行されるまでわからないので(自分も新聞に取り上げてもらった時に、話したこととまるで違うこと書かれたことがあったよ)、お店の責任うんぬんということではなくてね。ここ間違えないでね。読む人の受け取り方だって千差万別だし、100%予防線を張ることは難しいことだから。


コーヒーが美味しいカフェ。いや、カフェとしては至極当然のことなんだけれども(笑)。→



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posted by モリフクロウ at 12:06| Comment(11) | TrackBack(1) | フクロウ飼育の知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月14日

フクロウグッズ小物編

き、昨日また松本で20センチ以上一気に降って、雪かきしてたら筋肉痛が・・・。金沢の重い雪を毎日雪かきさせられてた頃に比べてどんだけ筋肉落ちてるのか、ううう。
そんなこんなでトリーズはまた一日引きこもり。おとといはちょっと芽の出たクローバーやヘアリーベッチをついばんでいたというのに、あまりの落差に、昨日はまた小屋の中が沈鬱状態になってた(笑)。
週末は何故か急に熱出して寝込んだりして、まったく写真整理ができてないので、花鳥園の話はまた次回にお楽しみください(汗)。

そんなこんなでまたフクロウグッズ。

アウトドアグッズ(バードウォッチング系)のお店、Hobby's Worldさんから。
ys-kaituburi-gift.jpg

羊毛フェルトの野鳥ストラップ
こちらがフクロウとトラフズク。グッズにトラフズクがあるのは珍しい。目が怖いけど・・・怖いけど・・・。トラフズクについてはリンク先でご確認ください。あの、あれ、あれだよ。Hunter×Hunterの表紙に出てきそうな、悪夢に出そうな(笑)。



ys-hina-gift.jpg
こちらがフクロウ雛
なかなかいい感じにボロ雑巾を脱して巣を出たくらいの可愛いころ(笑)。見た感じかなり小さいかな。自分が使ってる携帯もそうだけど、今ストラップをつけるところがなくて、残念。このストラップをつけたい感覚って何なんだろうね?

 


kitakitune1.jpg一部では人気のピンバッジ、フクロウまみれ(10種)。リアルさがあるところもさるところながら、背景がなかなか秀逸。各フクロウの生息環境に合わせてつくられているんだとか。昼行性、夜行性、森の中、草原、と見てるだけで楽しい。


 

1_1216795907_1_sutorapu-s.jpgあと、これすごいなぁと思ったのが毛糸のボンボンでできたストラップ。うわー、実物見たいー。アオバズクの腹の感じもすごいけど、他の小鳥たちも特徴をとらえててすごいから。フクロウ作ってほしいなぁ。

ガラスに鳥がぶつからないように窓に貼って使うバードセイバー(ビビらせるのが目的なので、猛禽が多い)や、書籍も色々、他にもかっこいいクリアファイルやTシャツもあるので、気になる人はお店のサイトで探してみるべし。 

Hobby's Worldさんへどうぞ(あ、回し者じゃないですったら)。


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posted by モリフクロウ at 15:36| Comment(3) | TrackBack(0) | フクロウ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月07日

再訪:富士花鳥園 その3

富士花鳥園の主に(寝てる)フクロウしか撮ってないレポート、その1その2はリンクからどうぞ。


そんなこんなでもう、フクロウ舎にずっと貼りついて、写真を撮ってたわけですよ。ところがフクロウたち、ほとんどがネムーという感じで、眠そうにあっちを見たり、俯いてたり。挙句に天井見ながら寝てるやつもいる。

・・・おい! こっち向けよ! って思うんだろうな、普通は。

犬や猫なんかもそうだけど、成長してしまったら、常時キョロキョロあっちを見たりこっちを見たり、なんか走り回ってみたり、なんてことはだんだんやらなくなってくる。日がな一日ぼーっと寝て、ご飯食べて、寝て、を繰り返し。勿論たまに自分の抜けた羽根なんかで遊んだりもするけど、無駄な動きがなくなってくるんだよね。
それはフクロウを飼っていても思うこと。最初の1年は目まぐるしく、とにかく意味の分からないほどの大騒ぎで過ぎていくんだけど、段々とアクティビティが下がって動かなくなってきて、別に元気がないわけじゃなくて夜になると活発に飛び回って雄たけびをあげたりもするんだけど、なんか『寝てる時間が多くなったなぁ』と思うんだよね。

akaasi2013.jpgまぁ、店先なんかでフクロウがよくキョロキョロして落ち着かないことが多いのは、若い個体で何もかもが物珍しいか、ちょっと嫌な雰囲気を感じてどこか逃げようと思ってるかって感じ。こういう風にゆっくり寝ているフクロウを間近で見ることは少ないかもね。
そんなこんなでほとんどのフクロウが寝てるか、なんかご飯食べてるか、羽根づくろいしてるか・・・。でも無理にガラスをたたいて起こしたり、振り向かせようとしないでほしいな。

比較的まともな方向に寝ているアカアシモリフクロウ。縞々が印象的。一時期はモリフクロウと一緒によく売られてたけど、最近あまり見なくなった。陽気でいいヤツなのに。
 


susumen2013.jpgmen2013.jpg 

本当に煙突の中でも越えて来ちゃったの?ってくらい黒いススイロメンフクロウたち。これで普通の色。よく見るメンフクロウの白さが際立ちます(洗剤の宣伝か!)
どっちも見事な片足立ちしてるね。

 

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posted by モリフクロウ at 12:01| Comment(0) | TrackBack(0) | フクロウ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月04日

『とりっこ倶楽部 ホシノ』の鶏

富士花鳥園の主にフクロウしか撮ってないレポートはもう少し続くとして、その日に行ったもう何件かの用事の一つ。
その日は静岡まで行く用事があったので、以前から立ち寄ってみたかった島田のニワトリやさんに行ってきた。
『とりっこ倶楽部 ホシノ』さんのHPはコチラ。http://torikko.com/index.html

torikko1.jpg静岡に行く少し前に、twitterでここのニワトリのことを画像つきでtweetされてる方がいて、あまりに元気がよさそうなので様子を見に行ってみたくなっただけという。
で、道を間違って『とりっこ倶楽部 ホシノ』さんのニワトリのいる農場ではなく、事務所に直接突撃してしまうというバカをやらかした・・・(汗)。中の社長さんと目があって、そのまま中に招き入れられて、お茶を出していただいて雑談してきた。社長さん、ごめんんなさい・・・。


 


torikko3.jpgで、あらためてニワトリたちのいる場所を聞き直して行ったのがココ(HPにも別に地図がなくて、今思い出したら住所も聞かなかったので説明できない・・・(汗))。会社のあるところから車で数分行った道沿いに、金網で囲われて天井にもネットをかけられた卵の直売所兼放し飼いニワトリたち。烏骨鶏や地鶏やら何種類かいて、色も形も様々。全体的に黒っぽい鳥が多かったかな。どれもものすごく元気そう。なんというか、眼力がものすごい。

エリアの中には大きな樹と小屋があって、200羽くらいいるニワトリたちが自由に中と行き来したり、木の下に隠れられるようになっていて、ちょっとうらやましかった。うちのニワトリエリアには小屋はあるけど、大きな樹がないもんなー。静岡は冬も暖かくて緑いっぱいで、それもまた羨ましい。

で、そこで生まれた有精卵(雄鶏が中に何羽かいたので、まぁ確率的にはゼロじゃない)を卵の自販機で売るビジネス。中は砂利敷きで草が生えていなかったので、こっそりニワトリの食べられる草を入れてやったら、ものすごい騒ぎになってみんなで大運動会を繰り広げていた(良い子は真似しないでね)。広くてのびのびしてるなーと感心。
デビーク(嘴を焼き切ること)されてるのが残念だったけど、あれだけの大集団だと仕方ないのかなぁ。


 
torikko2.jpg
卵を買いたいだけなら、その鶏のいる無人販売所(自販機)で買えるし、もしその他の卵が必要なら、会社住所の事務所まで行けば、そこでも買えるらしい。
なお、実際の鶏を飼育している場所はもう少し山奥の方で、そこには一般人立ち入り禁止っぽかったなぁ。ちょっと見てみたかったんだけど、残念。もしまた行く機会があったら、そこを見せてもらえないかお願いしてみよう・・・。

尻尾の上がり具合や、羽根の色つや、眼力、どれを見てもものすごい気迫。もしお近くに行かれる方は是非立ち寄ってみて。元気なニワトリってこんな感じ。


 




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posted by モリフクロウ at 11:58| Comment(3) | TrackBack(0) | ニワトリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月01日

再訪:富士花鳥園 その2

役に立たないレポートその1はコチラ

そんなこんなの、相変わらずレポートでもなんでもない第二弾。全く役に立たないぞ、多分(笑)。

実はこの日この後出かける予定が沢山あってろくに時間もなかったので、ほぼフクロウ舎と外のエミューを見に行ったようなもの。フクロウショーが終わると人があふれてくるのを知っているので、フクロウショーが終わりそうになると同時に席を立って入口に逆戻り。フクロウたちは入口エリアにいるのだ。
ural2013.jpg

各種フクロウたちがそれぞれ仕切られたエリア(これも広義のケージ)に入ってるので、順に見るなり、好きな種を見るなり。子供たちが3DS片手に3D画像を撮影してたのですごいなーと思った。

こちらがフクロウとモリフクロウ。このフクロウ(Ural owl)は本州の北の方や北海道に住んでる白っぽいタイプ。本州の真ん中あたりだともっとこげ茶がかってる。北方ほどサイズが大きめなので、後ろのモリフクロウと全然サイズが違うように見えるね(遠近感的にものすごく遠くにいるように見えるけど、2-3mくらいしか離れてないと思う)。
フクロウはこういう木のてっぺんにいるのが大好きで、道端の道路標識の上や街灯の上にちょこんととまっていることが多い。

あ、ちなみにフクロウとモリフクロウの間はちゃんと仕切られているのでご心配なく。モリフクロウ側からも撮影したんだけど、光が映り込んでうまく写せなかったのだ・・・。





anahori2013.jpgこちらはアヒル寝しているアナホリフクロウ。べったりと寝てしまう姿がアヒルに見えるから・・・で、警戒心が強いフクロウはあまりやらない。うちでアヒル寝されたらビビってオロオロしてしまうので、これを見て反射的にオロオロしてしまった。
でもよく見たら、足元の白いのはマット型のヒーター。この後スクッと立ってウロウロしてたので、単に接地面積を大きくしてた方が暖かいからアヒル寝してたらしい。ビビるよ・・・。
アナホリフクロウは暖かいところが好きだから、少しでも暖かくしたかったんだろうな。もうちょっと強いライト型のヒーターがあってもよさそうなのに、と思った。






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ラベル:富士花鳥園
posted by モリフクロウ at 12:02| Comment(0) | TrackBack(0) | フクロウ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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