数日前からちょこちょこと耳にしたお話。
横浜小鳥の病院ブログより。
オーブンレンジのオーブン機能を初めて使った所、使用して1時間半後にボタンインコが死亡。
同時にホオミドリアカオウロコインコが呼吸困難を起こしており入院したものの、その翌日に死亡。
ホオミドリアカオウロコインコが死亡した日、また別のボタンインコの呼吸が苦しそうだったためレントゲンを撮ったところ吸入中毒による肺浮腫の疑いがあり。処置にて一命を取り留める。
メーカーにて検査したところ、
デカメチルシクロペンタシロキサン
シロキサン類
エチルベンゼン
ベンゼン
オクタメチルシクロペンタシロキサン
スチレン
トルエン
キシレン
などが検出されたが、フッ素ガス(ポリテトラフルオロエチレン)は、検出されなかった。いずれも人間の適合基準以下、もしくはごく微量だった、とのこと(管理人注:あんまり物質名になじみがないものが多いと思うけど、いわゆる有機化合物。ツーンとする臭いの液体(ガス)など)。
鳥類は特に空気汚染に敏感で、オーブンレンジのオーブン機能が直接死因に関係があるかどうかはわからないものの、鳥の近くでの使用は十分に注意するように、といった内容でした。
実際にどれくらい台所の近くだったのか、どのくらい急性の中毒だったのかはわかりませんが、一応フクロウたちも同じような肺の仕組みを持っています。機器類の使用には十分注意し、換気に気を付けましょう。
テフロンに限らず、外の道路舗装で出るガスや、各種薬剤など人間の家にはフクロウなど鳥たちにとって危険が一杯です。
posted by モリフクロウ at 19:49|
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