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2006年04月01日

フクロウの餌(肉篇)

よく話題になるフクロウの餌についてです。
フクロウが簡単に飼える、と言ってる人もいるみたいですが・・・。考えようによっては簡単
だし、考えようによっては大変だし。
フクロウなんて簡単に飼えるから、飼ってみなよ! と自信を持って言えるくらい、餌とか
簡単になればいいんですが。ドッグフードくらい簡単だったら、それはそれで楽になるんで
しょうが。

フクロウの餌は、野生ではほとんどの場合小型の哺乳類がメインです。アフリカのワシミミズクでは、ミーアキャットも餌になってました・・・。モリフクロウくらいのサイズでも、野ウサギ(ペットウサギよりはるかにでかい)を時々狩ります。
とはいえ、いつもいつも哺乳類にありつけるわけではないので、餌はいろいろなものを食べています。
主なものではネズミ、ウサギ、ヘビ、カエル、昆虫、ミミズ、鳥(ハトやカラスサイズ〜スズメまで)など。
当然種類によっては、魚を食べたりもします。

大きな種類ほど哺乳類の比率が高く、小さな種類ほど昆虫の比率が高いようですが、大きな種類の腹の足しになるほど大きな昆虫がいないだけなんじゃないかと思うくらい、中型のモリフクロウでも虫は大好きです。

以前にも書きましたが、餌は主に冷凍のものを用意して、必要に応じて解凍してやります。

Lマウス>Sマウス>親ウズラ>ヒヨコ>雛ウズラ

この順にカロリーや栄養が入っていると思っていいかも。こってりステーキからあっさり和食と考えるといいかもしれません。ピンクマウス(まだ毛が生えてないヤツ)が正確にどの辺りかは不明です。うちでは与えていません。
フクロウも、毎日マウスばかりもらうと飽きてきて、違う餌が欲しくなるときがあるようです。うちでは適当にローテーションで与えて、おやつには口寂しくならないように雛ウズラを与えたりします。
むしろ、マウスだけで育てたり、昆虫だけで育てるのは、栄養も偏るし、野性の状態を考えてもあまりよろしくないでしょう。

<餌の準備と捌き方>
ここで詳しくすることでもないので概要だけ(血みどろのスプラッタ画像になっちゃうので)。
大抵ショップで買ってくると、何匹かずつ小分けでビニール袋にはいっていますので、必要な数だけ出して解凍します。うちではジップロックなどの透明ビニールで口にジッパーがついているやつに、凍ったままの餌と水を入れて解凍しています。この袋は、水が漏れないとか残った餌を冷蔵庫に保存する際も結構便利。ちょっと厚手のものが、骨などで穴が開かずオススメです。

急いでるときはぬるま湯を使いますが、一応相手はナマモノ(刺身の解凍だと思えば)なので、あまりよろしくないかも。余裕を持って解凍してください・・・。

大型のマウスの場合、内臓を調理用はさみを使って取り除きます。小型のものはさばくのも大変なのでそのままやってます。
ヒヨコの場合も、内臓の部分を取り除きますが、一番大きなものは卵黄の残りです。大抵孵化直後に冷凍されているので、体内にまだ卵黄部分が残っていて、ここが痛みやすいので、洗い流してしまいます。
親ウズラは、すでに羽と内臓をとってあるものをやっているので、特に下処理はしていません。
雛ウズラはそのままです。

内臓を取り除くべきかどうかですが、昔からの慣習で除いています・・・というのも、内臓が一番痛みやすいところで雑菌が繁殖しやすいということ。直前に餌動物が食べていた餌までフクロウに与えることになること。抗生物質などの薬品が蓄積しやすいこと。などからうちでは面倒ですが取り除くことにしました。そういう意味では、リタイヤマウス(去勢マウスかなにか? やたらぶくぶくと太っているやつ)についても、なんだか脂肪にいろいろ溜まっていそうだし、そもそも脂肪肝とかありそうなので与えていません。

下処理が終わった餌は、その時々に応じて適当に刻んで与えます。一度に食べ切れなさそうな場合は細かく刻んで、いろんな部位を一度に食べられるようにします。もし丸呑みできるものは、そのままあたえることもあります。
調理用はさみだと、親ウズラの背骨もざくざく刻めるので便利です。

書き忘れそうになりましたが・・・餌は全部刻みます。頭蓋骨からシッポまで。骨が混ざっている状態で与えます。野性ではほとんど獲った獲物を丸呑みしているので、カルシウム過多とかそういう心配はありません。むしろ多すぎるくらいやってください。
ただし、ニシアメのように小さな種類のもので、親ウズラクラスの獲物はとりません。背骨も丸呑みすることはないでしょうから、もしやるとしたら細かく刻んでやるか、背骨を除いて周りの肉部分と、翼などの小さな骨を混ぜて与えるようにしています。

ちょっと説明を省いている昆虫についてですが、こちらは昆虫としての栄養というよりは、箸休めとか、生餌としての価値が高いので別に扱っています。
コオロギやミルワーム、ジャンボミルワーム、シルクワームになりますが、最近はありがたいことに生餌が売られています。ある程度の量をまとめて買って、多い分は冷凍、すぐに生きていてやれる分をおやつ兼一部ご飯として与えることにしています。
生きている分、フクロウの食いつきもすごいのですが、そればかりやっているとこれはこれで栄養が偏ってしまいますので。

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posted by モリフクロウ at 00:02| Comment(0) | TrackBack(0) | フクロウ飼育の知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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