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2011年06月06日

季節ネタ:野鳥の雛を拾わないで

いやまぁ。なんとか生きてます。まだあちこち痛いんだけど(汗)。
呼ばれて出てきたというか。なんか季節柄なのかアクセスがすごいらしくて、それに伴って怪しげなコメントがいろいろとついてるという連絡があり。消すの面倒だからやめてくれないかなぁ・・・。

ということで、季節ネタ。この時期はフクロウの雛をあちこちで見かけるらしく、毎年同じこと書いてますが。

『フクロウの雛を見かけても怪我してなければ拾わない』『野鳥の雛を見かけても人間は手を出さない』

なんてことをお願いしてます。毎年。ほんと毎年毎年・・・(汗)。
落ちている野鳥の雛をみかけると、「人間を怖がりもしないし、もしかして親に捨てられたんじゃないかしら?」なんて思う人が多いのです。実際、スズメの雛なんかでも、まだ飛べないうちからヨチヨチ親の後をついてまわって、たまに人間がやってくると親はすごい勢いで逃げていくけれど、雛はどうしていいかわからず
「ふぇ?」
という顔で逃げもせず人間のことを見てたりするんですけどね。
でも、それは『怖いもの(人間)を怖いと思わない普通の反応』で、それから徐々に危ないもの、食べられるもの、野生で生き抜く術を学習して、本当に自立していくのです。
フクロウも同じ。巣立ちと呼ばれる人間が勝手に決めた時期では、フクロウの雛たちはまだ飛べません。怖いものも知りません。だから地面に落ちてボンヤリしているところを見つかることが多いんです。人間が勝手に「巣から出たから巣立ち」と呼んでいるだけで、実際はまだしばらく親から餌をもらって、羽が生え代わって一人で生きて行けるようになるまで、もう少し親と一緒に過ごす期間が続きます。ただちょっと他の野鳥より早く巣から飛び出すだけ。


親は人間の怖さを知っているから、一目散に逃げて行って物陰からじっと見守っているけれど、そこにぽつんと落ちている雛。人間が雛を連れ帰ってしまった後、親は一生懸命呼んだり辺りを探していると思ったら、連れ帰れないでしょ、普通。親がいなかったと言われることが多いけど、大概隠れてます。野生動物が気配を消して隠れていたら普通の人は気づかないだけ。カラスなんかは雛を守ろうとして人間を襲うことがあって、大きく報道されるけれど、まぁすべての親たちが同じ行動をとるわけじゃないだけで。モリフクロウに襲われて失明した人もいるし、フクロウの爪でものすごい傷を負わされた人も実際いるんだけど。
まぁ、もし間違って連れ帰っちゃって、「どうしよう」なんて思ってる人がいるんだったら、今すぐ即刻拾った場所に戻してやってください。人間が育てたって親の代わりはできないし、食べられるものや危ないものを教えてやれるわけでもないし。拾おうとしてる人がいたら、一人でも多くの人にそういう行動を制止していただきたくて、毎年同じこと書いてるんだよなぁ。



フクロウの雛を拾わないで
一番古い元記事かな? まぁ大体こんな感じ。

フクロウの雛を拾うなかれ・・・
ま、この記事を書いたとき結構もめましたけどね。『善意の誘拐』をしても、動物たちにはいいことないんです。大概が人間の勝手な思い込み。本当にその動物のことを思うなら、ぐっと我慢して外に放してやるのが一番じゃないのかと。

野鳥の雛を拾わないで

ま、そんな感じで生きてます。はい。庭でツミがスズメ狩りをやっているので、スズメの雛がいつ狩られるのか気が気でない管理人より。うちの近くの山のフクロウも、巣立ったかなぁ。
posted by モリフクロウ at 11:33| Comment(5) | TrackBack(0) | フクロウ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
モリフクロウさん、こんにちは!
お元気そうで良かったです(…そうでもないか。。お体、大丈夫ですか?私も数年前に後ろからドーン!とやられて以来、梅雨時や季節の変わり目はじくじく痛みます。)。
ウチのベランダにも余りご飯を出し始めて以来、沢山の雀が来るようになりました。
このシーズンは、まだ顔も薄茶色の可愛いヒナが
来ます。(←ウチのふくろうは、それをただ、ボーっと見ているだけ。)
ホント、毎年いくら「拾っちゃダメ!」と、色々なところで告知していても、毎年さらわれるヒナは多いんだろうな、と思うと心が痛みます。

モリフクロウさん、ゆっくりで、こんなペースで良いから更新を続けて下さい。
まずは久々の更新、有難うございます!
Posted by だいふく at 2011年06月06日 15:50
どぉ〜も、お久しぶりですぅ。
この時期はどちらのブログもこのネタですね。
うちも雛の誘拐の相談が急増したので急遽、書きました。

書きましたが・・・・ですね。
世の中にはいろんな考えの方がいらっしゃるということで。
Posted by 柘榴 at 2011年06月06日 19:55
お久しぶりです(^^)/
まだ後遺症が辛そうですね…

動物病院でも同じ事柄のポスターが目立つように受付に貼ってあったりしますね

野生の動物は自然の摂理に任せるのがいいと思うのですが
自然が減って人間と動物の間が近くなってしまったせいでもあるんでしょうが…

だいたい攫ってくる人はその動物に関しての知識がないんでしょうね
一概に可哀想だからと言って拾ってくるのは間違いです
希少価値の高い動物ほどつい攫ってきてしまいがち…
拾ってきた人よりも相談される人のほうが大変だと思います
Posted by teru at 2011年06月09日 01:51
お久しぶりです!
お体の具合はいかがですか…。
かなり長引いていらっしゃるようですが、回復をお祈りしています。

我が家も、知り合いが拾っちゃった雛を仕方なく飼育したことがあります。
が、本当に、野鳥の雛の飼育は無理です。難しいです。

可愛そうだからと拾ってきて、自分では飼えないからと
『動物好きでしょ?』って言ってうちに連れてくるのは、本当に勘弁して欲しかったです。

『ほっといたら死んじゃう』ってみんな言うし。
拾ってきたって殺しちゃうんだよ・・・。
運よく育ったって巣立ちさせるのが大変だって言っても
『一生飼えばいいじゃない』っていうし(泣)

皆さん、雛は、厳しい環境でも親から餌をもらって生きるのが幸せだし当たり前です。
拾わないで下さい〜〜〜!
Posted by ぱんたぬき at 2011年06月30日 09:04
ご無沙汰してます

本当に多いですねぇ
いろいろなサイトの質問コーナーに「保護しました」とか「親が 居なかった」とか…
解らない事には 手を出さなければいいものを…
中には 「野鳥を飼っています」とかとんでも無い輩まで いる始末
メジロの愛玩飼養も8月で 全面禁止
来春から5ヶ年計画で 第11次鳥獣保護事業計画が作成されて どの様に変化するのか気になりますね

鳥獣の保護は 勿論ですが 人間の保護も兼ねていると言う事を理解して欲しいですね
Posted by 彝遠玖 at 2011年07月10日 00:18
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