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『フクロウ飼ってます!』発売中です。参考になるレビューをいただきました。ありがとうございます。自分と違う飼い方を認められない事実誤認のレビューもネタとして面白いので必見(笑)! やばいなー、シーシェパードって言われちゃったよ。もう。 

2012年05月16日

誤認保護にご注意!

相変わらずこの季節がやって来たよ! 
「カワイソウなフクロウを拾った!」
「助けてやったぜ!」
「親からはぐれた孤児フクロウを鶏肉で飼育」
えーん、やめてー。ほとんどが間違いだよー・・・。

丁度この時期が巣立ちの時期にあたるので、単に巣から飛び降りて散歩・探検してるだけなんだよー。親は近くにいるんだよー。誘拐するのはやめてくれよー。
マスコミがまた、こぞって美談でとりあげるもんだから、出てくる人の「いいことしてるのよ!」って顔がまた怖い。いい加減誤情報を流し続けるのはやめてもらえませんかね。
神戸あたりでは成体のアオバズクが拾われたそうで、こっちは渡りの最中に弱ったか誤って人間の建物にぶつかってつかまってるけど、これに手を差し伸べるのは間違いじゃないと思うんだけどね。

誤認保護については『フクロウ飼ってます!』にも書いた。というか、わざわざそれを入れるために他のページを削って、しかもこの雛の誤認保護の多い時期に発刊が間に合うように無理矢理なスケジュールで進めたんだっけ(編集さんごめんなさい)。
「フクロウの雛を保護した!」と美談で取り上げられる保護話、結構「??」というケースが多いんだよ。勿論わずかな情報しかないから、100%断定はできないけど。基本的に怪我をしていない野鳥は拾わない、触らない。近くで大抵親が隠れて見てるから。人間は恐ろしい天敵だから近付きたくないだけなんだよ。これからいろんなことを学習して本当に巣立っていくんだから、雛が落ちていてもそっとしておいてやってください。

良かれと思ってやってる人にあまりきついことを言いたくなくて持って回った言い方(善意の誘拐とか)になって伝わらないと困るから、はっきり言うけど、大抵が人間の都合でのただの『誘拐(未成年者略取?)』ですよ。
家の中にフクロウの雛が落ちてくるという話も、カラスがフクロウの雛を襲ってるから助けてやって、その後半年間もなぜか動物病院で飼育するというのも。家の中にフクロウの雛が落ちてきたら、外に出方がわからないだけだから外に放り出せばいい。カラスに襲われていても、怪我をしていないのが確認できたらそのまま元々いた場所の近くに放してやればいい。親フクロウたちが探しています。可哀想でしょ? 親フクロウたちのこと、どう考えてるんだろ? 
カラスが怖いというけれど、もともとフクロウとカラスは天敵同士。カラスばかりが悪者じゃないよ。親が雛を護れなかったのだとしたら、厳しい言い方だけど野生の掟なので仕方のないことじゃないのかな。大きくなったフクロウの雛に今度はカラスの雛が襲われるわけで、そっちは可哀想じゃないの? と言いたくなる(まぁ数が多いから守る必要がないという話なんだけど、どうして数が増えたのか考えてみた?)。
以前もこの話を書いたら、「雛を護ってあげてるのに!」「いいことをしてるのに!」と感情的な反発をもらったけど、人間からだけじゃなくて他の動物視点からも考えてみるといいと思うんだけどな。人間の依怙贔屓は果たして必要かね。

今日の山梨日報でも、フクロウの雛の誤認保護について記事になったそう。1週間ほど前にフクロウの雛を2羽保護した男性が、県からの助言で雛を元いた場所に帰すことにしたということ。
『巣から落ちたひな拾わないで 野鳥の会が呼び掛け - 山梨日日新聞 みるじゃん http://www.sannichi.co.jp/local/news/2012/05/16/6.html @sannichiさんから』


できるだけ多くの人が『落ちている野鳥の雛は拾わない、触らない』ことを知ってほしいな。

で、『フクロウ飼ってます!』のこと。あちこち回っていただいたり、長いこと待っていただいたり、お買い上げくださった皆様、ありがとうございます。もしお友達でフクロウに興味のある方がいたら、ぜひ貸してあげてください(最終的には買ってほしいけど(笑))。できるだけ多くの方の目に触れるようご協力いただけると嬉しいです。

えー、そんなこんなで売り切れたり在庫復活したり、相変わらず安定してないみたいです(汗)。
紀伊国屋さんにもあって他のお店の在庫を回してくれたりするそうなので、もし店頭になければお手数ですが店員さんまでお問い合わせください。八重洲ブックセンターも、一時期在庫切れだったけど、また入荷したそう。

それから、頼みの綱のbk-1が今メンテナンス中とのこと。
紀伊国屋さんのBookWeb 
HMV
楽天
あたりには在庫があるそうなので、そちらからもどうぞ。

posted by モリフクロウ at 11:03| Comment(2) | TrackBack(0) | 傷病鳥獣保護 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私が行く動物病院でも、同じ内容のポスターが張ってあります。
残念な事に・・・
実際に、保護したと持ち込まれる事が多いらしいです。
悲しい事です(><


こちらは、嬉しい話題で、本日!届きました〜♪
(AmazonでGWに購入しようとしていましたが5月末と連絡が来て
 最近、予定より早く入荷できたとのことでした)
梱包袋から本を取り出し、最初の行動が・・・
カメラで表紙を撮ってました(笑)
汚れる前に綺麗な物を納めておきたかったのか?
でも、1冊は熟読用にし、もう1冊購入して保存版にしようと思います。

本を参考に、まだまだ風(ふう:名前です)と一緒に元気に暮らしていきたいと思います(^^v

ネタがある時の更新楽しみにしてますね(*^_^*)

実は、昨年末からブログを書いているのですが、
同じヨーロッパコノハズク等の飼い主さん達が覗いて下さっているので、
こちらでも本を紹介させて頂きますね(^_-)-☆
Posted by ろびん at 2012年05月18日 00:03
>ろびんさん
まぁ、知らないと孤児だと思っちゃいますからね・・・。本当に一人でも多くのヒトに勘違いだと気付いてほしいのですがー。

それから、本のお買い上げありがとうございます。お待たせして本当にもうしわけありません。
ブログでのご紹介も全然構いませんので、ご自由にどうぞー。
Posted by モリフクロウ at 2012年05月21日 21:03
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