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2006年11月16日

フクロウと餌の温度

非常にマイナーな話題ですが・・・たまには真面目に(笑)。でもちょっとえぐい話なので、フクロウの餌について詳しく知りたい人だけどうぞ。

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フクロウに与える餌は、いわゆる冷凍モノがほとんどで、よほどのことがない限り活餌としてマウスやウズラを与えている人はいないでしょう。

生きている哺乳類、鳥類であれば当然温度は体温と同程度ですから、フクロウにとっては一番負荷のない温度といえるかもしれません。
フクロウがまだ雛のうちは、消化器官もまだ発達していませんし、体も小さいですから、餌は温かいものを与える方がいいでしょう。ただし後述しますが、ただ温めて与えると餌の腐敗を招きかねませんので、要注意です。

【成鳥の場合】
冷凍状態の餌では、そもそも普段飲み込めているサイズのものも形が変わらないので飲み込めませんから、餌はまず溶かすことが大前提になります。そもそも凍っていたら切れないし。
餌を溶かすとき、余程急いでいるときはぬるま湯を使っていますが、これはよほどフクロウが腹を空かせていて、すぐに餌を与える予定で、なおかつ一度に食べきれる量をやるときだけにしています。

動物の体内には自己分解酵素があり、体温に近い温度だとそれが活性化します。冷凍してもその効能は変わりません。凍結乾燥するまで長期間保存したとか言う場合は別ですが・・・それはそもそも餌として論外。
体温に近い温度ほどフクロウにはいいのに、それは餌の自己分解を早めます。つまり餌が傷みやすくなるということです。

傷みやすい温度まであっためた餌をフクロウが食べないと、すぐに腐敗して融けてきますから(汗)、ものの半日でダメになります。
フクロウも一応は屍肉と呼ばれるような、自分でトドメをさしていない肉も食べるには食べますが、腐ったら食べません。臭ってたら口に入れた後吐き出すことが多いです。

ということで、通常はジップ○ックのような密閉できるビニール袋に放り込んで冷水で溶かした後室温に戻して、極端に冷たくない状態にしてから与えます。無理に人肌まで温めるはありません。残ったら、そのまま空気を抜いて密閉した後冷蔵庫へ。翌日くらいなら全然問題ありません。翌日与えるときは、室温に戻してから与えてください。

ちなみに上記の酵素ですが、活性が落ちるだけで、融けただけの0度に近い状態でも働いてます。また、勿論餌の動物が死んだ直後も体温で元気に活性化してます。
内臓が一番これらの酵素が多く傷みやすいので、保管状態の悪いショップだと、冷凍と解凍を繰り返すうちに内臓が解けてきたりします。

最近は技術も向上したのかあまりこういう餌にあたることはありませんが、解凍して内臓を確認したときにもしとけているようなら、鮮度が悪かったり保管状態が悪かった証拠なので、内臓は除いて与えた方が賢明です。

あんまり温めると・・・考えたくないですが焼き肉状態になります。電子レンジで解凍してる人を知ってますが想像したくないですね(汗)。餌用の電子レンジを使ってるんだろうか。聞けばよかった。
加熱された肉は、蛋白質が変性していたり、ビタミンが壊れていたり、ろくなことがありません。こういう肉は与えないでください。さっさと捨てましょう。

逆に冷たすぎる場合・・・これ、うちでも時々やりますが、まさに冷凍状態で与えることもあります。数日留守にするときなどの餌の延命策(傷まないように)なのですが、何度かやってると、フクロウが慣れます。凍ってると食べられないので、時々カン! とつついてみて、融けてそうなら食べるという独自の技術を編み出しました。
こういう餌に慣れていない個体にいきなりこういう状態で与えても、食べられなくてパニックになるだけなので、あまりお薦めしませんが。温めた状態で放置するよりは何十倍も状態がいいです。
体重を極端に減らして管理しているフクロウの場合、冷凍であっても無理矢理飲み込んで体調を崩す可能性もありますから、ご自分で判断の上与えてください。何かあっても管理人は責任を持ちません。我が家では問題なくやっているというだけですから。


【幼鳥・病気などで弱っている鳥の場合】
幼鳥や弱っている鳥の場合はまた別です。
ニシアメが室温程度の餌でも、ガツガツと腹いっぱい食べた後膨らんで体温を維持しようとするように、冷たい餌はそれだけで体温を奪い、体力を消耗します。
まぁ人間が自分の体重の1割の生肉をガツガツと食べれば相当体が冷えるのと一緒かと。
そこで、こういう鳥の場合は消化しやすい餌を温めて与える必要があります。
ついでにサプリメントや消化酵素をまぶすことも多いですね。

消化のよい餌ということでピンクマウスを薦める獣医もいますが、管理人は親ウズラの肉をお薦めします。脂分も少なく、蛋白ですが身がしっかりしています。親ウズラがない場合は血抜きしていない鶏の肉などでも可です。
決して雛ウズラやヒヨコではありません。あれは栄養がなくてカサがあり、消化に悪いだけですので、幼鳥や弱った鳥にメインで与える食事ではありません。

親ウズラの肉を解凍し、通常は丸ごと切る皮と骨の部分を外し、肉のみにします。
この時点では肉はまだ冷たい状態。この状態で水気を切って冷蔵庫に入れておけば、1日か2日はもちます。←空気に触れる面積が多い分、肉が傷みやすくなるので、刻んだ状態で保管しない方がいいです。
雛に与える分だけ、この肉を細かめに刻みます。雛のサイズにもよりますが、あんまり神経質に細かくする必要はありません。普通に販売されているフクロウの雛であれば、もう自分で大抵のものは飲み込めます。

肉とは別に温水に溶かしたサプリメントや消化酵素を用意し、ここに肉をひたしたり、少量の温水を肉に混ぜて肉を温めた状態で与えます。厳密に体温程度まで温める必要はなく、ぬる燗程度で大丈夫。
毎回使い切る覚悟で、全部まとめてぬるま湯で温めてもいいんですけど、それだと毎回捨てることになるので。生命は大事に使ってあげてください(汗)。

ちなみにこれだとペリットは吐きづらいでしょうから、時折雛ウズラなどのカサのあるものを与えたり、親ウズラの羽を刻んで与えてあげてください。骨などのカルシウムも必要になります。骨ごとミンチにするという手もあります。
何時頃までこの離乳食状態の餌を続けるかは、雛を購入したショップで確認してみてくださいね。弱った鳥の場合は獣医さんと。

まぁなんていうか・・・冷凍食品を室温に戻してから再冷凍するな、とかよく書いてあるじゃないですか。冷凍状態のものを解凍すれば、当然ドリップ(肉汁)が出てしまったり、貴重な栄養やビタミンが流出します。変質もするし。
・餌は1ヶ月程度の在庫にして、あまり家庭の冷凍庫で保管しないこと。
・与える場合は一度溶かしたものはできるだけ一気に与えてしまうこと(再冷凍しないこと)。
・冷蔵庫で保管するときは、鶏(ウズラ)肉はただでさえ足がはやい(傷みやすい)ので、大きな塊のままで保管すること。

ってことでしょうかね。

のんびり冷水で解凍を待つ時間がないときは、朝出かける前に冷蔵庫に入れておくとか(正確にどれくらいの時間で融けるか計ったことがないのでわかりませんが)、いろいろと手はあると思います。温度をあげないよう工夫してみてください。

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posted by モリフクロウ at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | フクロウ飼育の知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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