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2007年11月10日

フクロウの餌とコストパフォーマンス4

fujikokusai (82).jpgその3で、1回あたりの餌の値段(要はgあたりの単価ってこと)で並べてみたわけですが。
それを見るとわかるように、なぜかフクロウの餌の場合、アダルト→ベビーの方が高いのです。ラットもマウスも。ここに載せてないけど、ウズラとウズラ雛も。

普通は、生まれてから餌をやって管理する人件費が上乗せされて、大きくなればなるほど高くなるような気がするんだけど(熱帯魚なんかはそう)、実際は逆。不思議ー。
ま、これくらいはショップの価格一覧を見てればわかるかも。

表だけ見ると、哺乳類ではラットのLが一番単価が安い! マウスの中ではリタイヤマウス!と飛びつく向きもいそうですが、実はことはそれほど単純ではないのです。
ふー、やっとここまできたよ(汗)。

さ、続きは生温かい目の人だけGO!(途中略(笑))。あ! 今回はかなり具体的な話(マウスを開けちゃう)なので、読んで気分が悪くならない人だけGO!

続きを読む

今回は餌の危険性について書いてますが、今これを与えているからと言って悪いとは限らないし、そもそもそんなに危険じゃないかもしれません(汗)。だから該当する方も、怒らず生温かい目で最後の回まで読んでくださいね。

一つ目は取り扱いの問題。
単純にいくらで腹が膨れるか、という計算でいくと、確かにラットのLが最安(卵から育てたシルクワームは除く)です。ところがアダルトラットの大きさってどれくらいか知ってますか?
HPによると250-260gくらい。実際銀座の地下鉄の構内を走り回ってるヤツは、もっとでかそうですが(汗)。まぁ人間の握りこぶし2つ並べたくらいのサイズです(男性だと1つとちょっとくらい?)。
いくら単価が安いって言っても、これは餌としてやるにはあまりに扱いが面倒くさい・・・。試しに1日50g食べるモリフクロウの1度の食餌で使うのが25gと計算して・・・実に10食分ですよ。10個に切り刻みますかね? 無理だよね(汗)。骨も硬いしね・・・。一度解凍したものを切って残りを再冷凍するのは、肉が変質したり、衛生上もあまりよくないから避けたいですし。

そんなわけで、単価上は計算できても、必要な食餌の量で割り返すと、0.1とか0.2匹になっちゃう餌は、実際利用する上でかなり厳しいです。
うちでもラットを使っていた時期はありましたが、もちろんUral owlだけ。それもL〜Mくらいのサイズにしてました。
実際1食0.5匹分なんてやつも、ウズラやヒヨコみたいに真っ二つにできるのはいいとして、結構厳しい・・・。マウスの場合、頭? 尻尾? ってな感じで栄養も偏りそう。
うちみたいに2羽同じケージにいて、片方が食べ残した分をもう片方が漁るというならありかもしれませんが。あ、これも毎日頭係と尻尾係がでそうだな。

二つ目はトンカツと豚しゃぶの問題もとい栄養の問題・・・ま、直接的にカロリーの話です。要は。
人間で考えると、ランチに毎日トンカツしか食べられないとしたらどうなるか。どうしても食べないといけないのに、食べたら段々太ってくるとしたら・・・食べるトンカツの量を減らすか、運動をするかで解消することになりますよね?
もしも選べるとしたら、トンカツよりも豚しゃぶを選べば、もっと太らずに済むでしょう。

リタイヤマウス(リタイアマウスともいう)と一言でいっても、特に決まった規格があるわけではないですが、とりあえず定義は繁殖からリタイヤしたマウス。年をとったりして子供を作らなくなったマウスのこと。
これ、開けたことがある人なら知ってるかもしれませんが、皮下脂肪や内臓脂肪がすごいです。前みたものでは、皮膚の下にべったり厚さ4mmほどの白っぽい脂肪の層があって、内臓が脂肪に埋もれていました。マウスの場合、Lサイズまで育った後、長さはほとんど変化がないのに、腹回りだけブクブクと膨れていくわけで、増えた重さはほぼ脂肪。・・・恐ろしい・・・。ま、太ったから多少はそれを支える筋肉もつきますけどね。

飼育されているフクロウの場合、なぜカロリーのとりすぎに気をつけなくてはならないかというと、野生のときほど運動もしていなければ、過酷な寒い環境等にいないから。実際カロリーの収入が支出を上回れば、人間と同じで当然太ります。
ところが鳥の場合困ったことが起きてきます。
太ると飛べない。しょうがないから自ら食べる量をセーブして痩せる。自分の自由に運動できないわけですからしょうがないんですが、なんつーか、間違ったダイエットみたいになってきます。

食べる量をセーブするということは、すなわち入ってくる栄養が減るということ。つまり、安いからと言って脂肪ぶくぶくのマウスだけを与えることは、飼い主自らフクロウが摂取する栄養を減らしてるってことなんです。OK? 
野生では確かに繁殖年齢を過ぎ、弱って年をとったネズミを狩っている可能性は高いですが、それはきっと脂肪も何もついていないで、がりがりに痩せてるんじゃないかと・・・。マウスがこんなにたっぷり脂肪を蓄えられるのは、人間がせっせと合成餌をやってるおかげ。
さて、脂肪の話はまたこの次の回に続きます。

三つ目は健康の問題。
脂肪を取りすぎて太って、餌を抜いてやせて、とやってるだけで済めばいいですが、脂肪の取りすぎはフクロウたちの肝臓に負担がかかったりしますし、餌として与える年をとったマウスは重金属や抗生物質の汚染などの問題があり、それを摂取するフクロウたちに問題が生じる可能性も出てきます(もちろんあくまで可能性の話。体内に蓄積する物質は、若い個体よりも年をとった個体の方が確率的に増えるということ)。

そんなこんなで、単価が安いだけで餌を選ぶ面倒くささと危険性、少しはわかっていただけたでしょうか?

そしてまたまた続く! 次もまたトンカツと豚しゃぶの話(おい(汗))。

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posted by モリフクロウ at 12:00| Comment(6) | TrackBack(0) | フクロウ飼育の知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いつもながら勉強になります。
うちはヒヨコが主食で、おかずにウズラかマウス、って感じです。
いつも栄養が偏るのではと、心配です。
良い栄養剤などありましたら、教えてください!!

たま〜に、ヘンなものあげることも。
もちろん主食としてではなく、「おやつ」ですが。
蚕蛾、チーズ、焼き肉(味付けなし)、お刺身など。でも、魚はキライみたいです。ニオイが嫌?
意外なことに肉まんの皮が好き…って、ちょっとだけしかあげてません(本人は1個分平らげそうな勢いだった(汗))。
「ブボがいた夏」のワシミミズクは、パンケーキが好きだったそうで、炭水化物もちょっとくらいなら…。もちろん、お腹がふくれるだけで、フクロウの栄養にはならないのだと思いますが。
Posted by ぽて at 2007年11月10日 11:27
>ぽてさん
うちは冬場はマウスをもっと増やしてますねぇ。まぁかなり飛び回ってるから、消費カロリーは普通より多いかもしれません。野生よりは相当少ないけど。
うちではサプリメントに、通常はMVS‐30、換羽期はフェザーシュアーを昔から与えてます(餌を購入してるowlroomから買えます)。でも与えてない時の方が多いかなぁ・・・前ビタミンB群の投与で死亡する話もあったように、あんまり人工的なものを与える気にはなれず。与えてなくても今のところ羽は艶々。

 >おやつ
 チーズは塩分が多い(って前にも話しましたっけ?)のと、肉まんの皮は玉ねぎ系の汁が浸みてることがあるので要注意ですよ。玉ねぎは煮溶けた汁もダメですからー。

ほんと、ペットのフクロウたちって何でも欲しがりますよね。パンケーキは何がよかったんだろう。ビタミンでも摂ってたのか・・・?(笑)
Posted by モリフクロウ at 2007年11月12日 12:10
ご教授ありがとうございます。
肉まんの皮は、味の沁みてない白い部分をあげましたが、タマネギの汁、は盲点でした。危なかったです。
チーズは確かに塩分が気になるのでちょっとだけでしたが、後で鼻水たらしてるのを見て、お〜、塩分出してる!って思いました。普段興味がなくても、人が食べてると何何?それ??って感じで寄ってきちゃって、つい味見させてしまったり。
人間しか注意してあげられる人がいないのだから、気をつけてあげないといけませんね。反省。
冬は体温維持のためにたくさん食べるんですよね。ご飯が足りないと凍死してしまう。野生のフクロウは雪の中、エサにありつけなくてもじいっとして耐え忍んでいるように見えますが…。
どのくらい、食べるようになるものかドキドキだったんですが、今のところ2割増しくらい?もっと食べるようになりますか。
運動量としては、多いのかよくわかりませんが、夜の6時間程度放してやってます。部屋中飛びまくってます。
ぼぼぼぼぼぼ(羽音)、でしっ!(着地音)
ぼぼぼぼぼ、でしっ!
しゃかしゃかしゃかぴりっ、びっ(新聞紙やペットシーツをちぎる音)、ごごごごごごりごり(壁でクチバシを磨く音)。
ぱしゃ!しゃぱしゃぱしゃぱしゃぱ(水浴び)…でしっ!(止まり木に戻った)ボボボボボ!!(水飛ばし)
騒がしいかぎりです(汗)。
Posted by ぽて at 2007年11月13日 06:19
>ぽてさん
多分・・・重複してたであろうコメントを消して置きました。なんか内容が違ってたらごめんなさい。seesaaが反応遅くてごめんなさい(涙)。

さて、タマネギの汁。他のネギ系もそうですが、固形をのぞいても、煮込んだ汁に成分が出ちゃってることがあるので、動物に与えるのは要注意です(←犬に汁だけやって、腎臓病になったりするらしい)。

>2割増
部屋の温度や運動量にもよりますが、普通のモリフクロウの場合、総体重の2割の量まではいかないんじゃないかなぁと思いますが。うちは寒いので、一時期5割増しくらい食べてましたけど。あ。ヒヨコはカロリー低いので要注意です。
まぁそれも含めて、最初の冬越しはある程度体重と餌の量を測っておくべきかと。来年どきどきしないで済みますよ。普通にちゃんと観察してあげていれば、体重がもし減ってきていたら、すごい勢いで餌を食いにきますから気づくはずです。ある日いきなり、体重がレッドラインを割ることはないですし(あるとしたら人間が全然きづいてやってなかっただけ)。

それにしてもその騒がしさわかります(笑)。うちのは大分羽音がしなくなったけど、なんか破壊音とか、箱を叩き落す音とか、鳴き声が加わったし・・・。まぁ腕白でもいい、たくましく育って欲しいって感じ?(笑)
Posted by モリフクロウ at 2007年11月13日 12:54
お手数おかけしてしまってごめんなさい。
書き込みのときエラーがでたので、再登録したのですが、
最初のも登録されてたんですね。

>羽音
全く気がつかない時もありますが、風圧が(汗)。雑誌なんかページがめくれちゃって読んでられません。ティッシュの上で爪切り(人間の)してたら、思い切りぶちまけられました…。
Posted by ぽて at 2007年11月14日 07:38
>ぽてさん
そうそう、なんか時間がかかると勝手にエラーになるくせに、登録が終わってることよくあります。
まぁ重複してるだけならさっくり消せるので大丈夫。

 >風圧
 ホコリも舞うし・・・ってうちが掃除足りないだけか(汗)。時々自分の抜けた羽根を追っかけてるときありますが(笑)。
ちょっと目を放すといろんなものをぶちまけたり、本の山を崩したりしてるくせに、「自分じゃないよー」という顔をしてるのでちょっと笑えます。
Posted by モリフクロウ at 2007年11月14日 14:37
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