
「ふくろうたちの家」という素晴らしい本があるのですが、絶版になってまして、その復刊にご協力いただきたいのです。フクロウ好きな方には結構評価が高いので、知ってる方も多いのではないでしょうか。もう誰か依頼してるとばかり思ってたんだけどなぁ・・・。ま、ダメもとでやってみましょう。
手に入らないことは知ってたのですが、先日翻訳者の方に伺ったら、
「出版社が倒産したからどうにもね・・・」
とのこと。
そういえば佑学社って倒産したんだっけ。そりゃ待ってても再版かかりそうにないな・・・。ここ最近のフクロウブームに乗ったら、もしかして復刊できるかも? と淡い期待を抱きつつ。
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大分古い本なので、図書館で借りるくらいしか見られる機会は少ないと思うのですが、先日近所の図書館でみかけたら、相当ボロボロで、どれだけ閲覧できるのか怪しい代物になってました。そのせいか自由閲覧できる書棚にないし。
こんなにいい本が読んでもらえなくなるのは非常に惜しい。
親が死んだり、怪我をしたフクロウたちを、保護し自立させ、最終的に野に帰す活動をつづったお話です。と書くとなんか真面目そうですが、中身は実にコミカルで面白いんです。
キャサリン・マッキーバー夫妻と一緒に暮らす沢山のフクロウたちの何羽かのエピソードがまとめられていますが、本当にどのフクロウものびのびと個性的。好き放題やらかし放題(笑)。様々な騒動を引き起こしたり、「なんでそんなことするの!」と吹き出す場面も。
で、人間に育てられて自分が人間だと思ってるのかと思いきや、時折フクロウの本能が発現するときもあったりして、本当にフクロウが不思議な動物であることを実感させられると思います。室内でフクロウを放し飼いにしたら、一体どんなことが起こるのかという体験談でもあり。
メガネフクロウ、ワシミミズク、アメリカオオコノハズク、アナホリフクロウなど、いろいろなフクロウが登場します。
あ。どのフクロウも一緒に飼ってるわけではなく、ちゃんとそれぞれ分けてます(すべてではないけれど)。戸外に禽舎を建てて、そこと室内と行き来できるようになっているとか。そういう辺りもぜひ読んでいただきたいかも。
復刊ドットコムにてご協力くださる方は是非コチラ(ふくろうたちの家)へ
(復刊ドットコム:http://www.fukkan.com/)。
なお、復刊ドットコムで投票するには、ユーザー登録(無料)およびコメントの記入が必要です。投票した場合、過去の投票履歴に記録が残ります。
それでも問題ないと思われたら、是非1票を。よろしくお願いいたします。
コチラの記事を読んでくださった方、ぜひこの本のことをフクロウ好きの方にご紹介ください。この際"フクロウ飼ってます"blogのことなんてどうでもいいので、復刊希望のことだけでも。何卒ご協力をよろしくお願いいたします。
ちなみに原書は英語の本ですが、子供向けで結構さくさく読めます。鉛筆画調の挿絵も楽しいです・・・が。こっちもすでに絶版。なんだよ、5000円ってもう(汗)。うちの、$6.95って値札ついてんだけど。


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手を尽くして探して、ダメで。
復刊できたらすごく嬉しいです。
早速投票致します!
さっそく図書館に予約し、復刊ドットコムにも投票してきました。
復刊されたら絶対、買う! 買って配る!
……モリフクロウさんのこのブログも、いつか本にならんかな……。
早速投票してくださった方がいらっしゃって嬉しいです。この場をお借りしてお礼申し上げます。
まだの方、投票だけならノーリスク(買う必要はありません)ので、ぜひ!
>ぽてさん
読みたかった人がいるのが嬉しい。
みんなで投票して復刊にこぎつけられればいいんですが。
ちなみに佑学社の本、復刊されてる実績はあるので、ある程度投票が集まって売り上げの見込みがあればなんとかなるんじゃないかと・・・まぁ一朝一夕にはむずかしいでしょうけど。
>netowlさん
本当に心温まるお話ですよ。主人公のメガネフクロウのグラニーの子育てや、間違ったヒヨコ育てが泣かせますが・・・。
あんまり書くとネタバレか・・・。
図書館で読んだらまた感想を教えてくださいね。
次回、もうちょっと詳しいあらすじを別の記事で書きますので。