ここはモリフクロウとアメリカオオコノハズクを飼ってる人間のblogです。世の中にはベタ慣れのフクロウばかりではありません。どっちかというとありのままのフクロウたちの姿をつづってるblogなので、普通の人は書かないようなバカなことや、都合の悪い話もでてきます。 フクロウ(ミミズク、コノハズク含む)の飼育について調べてみたい方は、PCならtop→のフクロウ固定記事(抜粋したもの)、フクロウ飼育の知識カテゴリ(小ネタ系含む)、携帯ならtop下のほうの記事を参照してみてください。それ以外のオマヌケなフクロウたちはフクロウカテゴリにて。 右側にコンテンツがない方は、ブラウザの幅をぐぐっと広げると出てくるかも。 時々カテゴリ単位でチェックしていただくことをお奨めします。
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2015年02月12日

ペットショップなの、cafeなの?



全然こちらを更新していないけれど、実は最近こっそりと月に1、2回フクロウを飼ってる人と会って話を聞いたり、メールや何かで詳しく話を聞くようにしている(差支えない人だけね)。
というのも、なんだか飼ってる人は増えてるけど、それに伴って問い合わせが増えた・・・というか前よりはるかに増えた。blogだけじゃなくてtwitterなんかでも時々問い合わせが来る。

・・・最近はものすごくフレンドリーなフクロウカフェがたくさんあって、しょっちゅうメンテに連れて行くとか流行ってるんじゃないの。なんでそっちで聞かないの? フクロウ同士お店に連れて行って嫌な顔の集合写真撮ってアップしてるじゃないか。

なんて思いつつ、背景を聞いてみたりしけど、実際cafeで飼育の話ってあんまり説明がないところも多いらしい。前もペットショップの話で書いたけど、鳴く話とかエサの話とか、自分でできるメンテとか、そんなに説明もしないのな。
いやまぁ、本当に店員がそれが正しいと思ってるなら、疑うことも知らなければ仕方ないと思うんだけど。
それってどうなんだろう・・・。
結局フクロウが辛い思いするだけじゃないのか・・・?


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posted by モリフクロウ at 15:03| Comment(2) | TrackBack(0) | フクロウ飼育の知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月15日

「食べたいだけ食べさせてる」だけじゃダメなんだよ


あー…この形式だと画像は表示されないのか。まぁいいか…。

ある日、「食べたいだけ食べさせてるのになぜか落ちるんですよねー」って話を聞いて目が点になった。
落ちる=死ぬってこと。

何度か書いてるけど、フクロウも生きていれば代謝カロリーと摂取カロリーが当然あって、代謝が摂取カロリーを上回れば、当然総カロリーはマイナス。食べても食べてもいずれは死ぬ。
逆の場合は太る。皮下脂肪を蓄えてぷくぷくと。まぁ餓死よりはマシなのかもしれない。
寒いところでヒヨコや雛うずらしか与えないと、小型は簡単に落ちる。そんな飼い方をしてるのに死んでないとか言う人は、単にその小型が寒さに強くてラッキーだったというだけ。小さいほど体の熱を保つためにたくさんのエネルギーを使うから、ヒーターをつけたらその側から全く動かなくなったりするんだよね。

うちの場合は確かに、「食べたいだけ食べさせていればOK」だった。好き放題飛び回っててストレスが少ないから。確かにケージは好きじゃないけど、そこの中で餌を食べるのに何の問題もない様子だから。餌で呼ぶなんて器用なこともしてないし、適当に置き餌で、余った餌は回収してトリーズ行き。大体そんなもん。

「食べたいだけ食べさせてればいいって書いてあったよね」って言われてもさ。落ち着いてその環境を見てごらんよ。実際冒頭の人の様子を観察してたけど、ひどいもんだった。
足をつながれてオドオドしてるフクロウに、ピンセットで無理矢理口をこじ開けて餌を押し込むその様子を。ご飯が全然楽しそうじゃない。なんとかそこから逃げられないか、あちこち見回して、羽ばたいては叱られて、また口に餌を押し込まれてるフクロウ。

…ある意味拷問だよ。見てるこっちもツライよ…。

落ち着ける場所で美味しい餌をもらえたら、そりゃ嬉しそうに抱え込んで、端からチビリチビリとちぎって食べるんだろうけど、そんな状態じゃないんだよ。
フクロウのことをもう少し考えてやろうよ。なんで嫌がってるのか、なんで餌を食べても死ぬのか。

フクロウだってオモチャや機械じゃないんだから、ちゃんと感情だって欲求だってある。つながれて餌を食べることに慣れさせなきゃならないのかもしれないけど、だったらもっとストレスを減らしてやるべき。ぎりぎり死なない程度が判断つかないのなら、たっぷり死なない程度に食べさせてやらないとダメだろう?

うちみたいに適当ーな飼い方してれば「食べたいだけ食べさせて」OKなことも、つなぎっぱなしで運動してなければぶくぶく肥るだろうし、ストレスがかかってれば食欲もわかなくて落ちるんだよ。フクロウの様子をしっかり見て、どうしたらいいか考えてほしいんだ…。
もしかしたら、食べたくても食べられなくて病気で死んでるのかもしれないし、そもそも病気で食欲がないのかもしれない。病気だから、無理やり口に押し込まなきゃならないことだってある(何度もやってる)。行為そのものが問題じゃなくて、都合のいいところだけ飼い主の義務を放棄して、フクロウ任せにしちゃだめってこと。

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posted by モリフクロウ at 14:17| Comment(1) | TrackBack(0) | フクロウ飼育の知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月24日

フクロウがロストしてしまったら

eurasianeagleowl1.jpg今年の3月、岐阜県にてユーラシアワシミミズク(大型のなかでも大型)がロストしました。
3/13の早朝に起きた地震の影響でケージの扉が勝手に開いて、飼い主が気づいたときには小屋がもぬけの空だったとのこと。それからしばらく何の進展もなかったのですが、ここに来てつい最近、逃げたお宅の近隣で目撃情報がありました。
twitterで「屋根の上になんかいる」ってつぶやいていた人がいて、そこからあれよあれよとつながって、SNSすごいわーと。
自宅から3-4キロ離れたところだったそうで、今なんとか降りて来てくれないか、飼い主が探しにいっている状況とのこと。「なんかいるわー」ってつぶやいた人も、まさかそんなことから人助けになっているとは思わなかっただろうなぁ(笑)。
何はともあれ、早くユーラシアが保護されますように。



ということで大事なことがいくつか。 
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posted by モリフクロウ at 14:36| Comment(3) | TrackBack(0) | フクロウ飼育の知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月05日

オーブンレンジの危険性

数日前からちょこちょこと耳にしたお話。

横浜小鳥の病院ブログより。

オーブンレンジのオーブン機能を初めて使った所、使用して1時間半後にボタンインコが死亡。
同時にホオミドリアカオウロコインコが呼吸困難を起こしており入院したものの、その翌日に死亡。
ホオミドリアカオウロコインコが死亡した日、また別のボタンインコの呼吸が苦しそうだったためレントゲンを撮ったところ吸入中毒による肺浮腫の疑いがあり。処置にて一命を取り留める。

メーカーにて検査したところ、
デカメチルシクロペンタシロキサン
シロキサン類
エチルベンゼン
ベンゼン
オクタメチルシクロペンタシロキサン
スチレン
トルエン
キシレン
などが検出されたが、フッ素ガス(ポリテトラフルオロエチレン)は、検出されなかった。いずれも人間の適合基準以下、もしくはごく微量だった、とのこと(管理人注:あんまり物質名になじみがないものが多いと思うけど、いわゆる有機化合物。ツーンとする臭いの液体(ガス)など)。
鳥類は特に空気汚染に敏感で、オーブンレンジのオーブン機能が直接死因に関係があるかどうかはわからないものの、鳥の近くでの使用は十分に注意するように、といった内容でした。

実際にどれくらい台所の近くだったのか、どのくらい急性の中毒だったのかはわかりませんが、一応フクロウたちも同じような肺の仕組みを持っています。機器類の使用には十分注意し、換気に気を付けましょう。
テフロンに限らず、外の道路舗装で出るガスや、各種薬剤など人間の家にはフクロウなど鳥たちにとって危険が一杯です。


ラベル:フクロウ
posted by モリフクロウ at 19:49| Comment(4) | TrackBack(0) | フクロウ飼育の知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月07日

フクロウ飼いのためになる本

javazou20140304.jpgそんなこんなで2週間経ってた。わーい。雪かきとか、怪我をしたトリーズの世話だとか、仕事で一日外出×一週間とかなんかとにかく忙しかった。うん、大変だった。
大雪はなんとか解けたものの、やっと解けたと思ったらまた昨日雪が積もったよ・・・。

←机の上を見上げるモリフクロウ図。

 

ちょっと前に丸善で某雑誌をチラ見してきたんだけどね。
表紙に目をひかれて中を見たんだけどね。
うーん。参考文献にうちの本(フクロウ飼ってます!)をあげていただいてるけど、ちょっと肩すかしをくらった。むしろあの本の内容で興味を持ってうちの本をのぞいたら、内容が違いすぎて混乱するんじゃなかろうか。
アフリカオオコノハズク推しなのはいいとして、飼い方とか、餌の話とか、病気の話とか、もう少し詳しく書いてもいいんじゃないかと思ったりして。飼うためっていうより写真集としてはありなのかもしれない(一部写真のミスに気付いたけど、他に気付いた人はいるだろうか)。
『ザ・フクロウ』が今手に入らなくなってしまって、なかなか飼育に関する本も手に入らなくなってると思うけど、少なくともこの本からフクロウの飼い方をイメージするのはなかなか難しい気がする。
もっと獣医さんの話とか、そういうのを期待していたんだけどなぁ。残念。
餌も、小型で2000円/月だとか、やってできなくはないけどやめた方がいいと思うよ。うちは金をかけすぎてる方(種類をいろいろやってるせいで)なので、参考にはならないとしても『フクロウの餌に関する話題』に体験談とかいろいろ書いたから、興味があったら読んでみて。『フクロウの食費』についても実体験を書いた。複数羽飼ったり、大型になるとむしろ割安に感じる。小型ほど1羽だけ飼うと食費がかかると思うし。
なんというか、丈夫で飼いやすいって言ってる飼い方と一番安く食費をあげることが一致しないと思うんだよね。食費をかけないことで病気や怪我になればそれだけ医療費もかかるし、飼育において都合のいい面だけ取り上げることはいろんな危険をはらんでると思う。うちは幸いサプリメントも与えてない(ちょっといろいろあって小さいころにまたやり忘れた(汗))けど、元気にやってる。だけど、じゃあ食費は2-3000円かっていったらそんなことないし。
前某ペットショップを見に行ったときにも書いたけど、『フクロウはこんなに丈夫で飼いやすい動物で、餌はヒヨコだけでとっても安くって、長生きします!』っていう売り文句は、別々の飼育方法の単なるいいとこどりであって、本当に売る側に都合のいいところにしか焦点を合わせていないと思うんだよね・・・。

PCやスマホ(PC表示で)で見てくださってる方は、右の方のフクロウ固定記事と言う項目に過去の話をまとめているので、そちらを読むと『フクロウ飼ってます!』にまとめた以外の話も載ってます。それからフクロウの飼育話についてだらだらとまとめている『フクロウ飼育の知識』カテゴリもときどき見てみてください(量が多くて順に読むと大変かも(笑))。

例の本、流行の猛禽カフェ情報などが載っているので、そういうのを手掛かりに次の本を探したり実際のフクロウを見に行くにはいいかもね。
買ってもいないのでちょっとした感想でした。はい。

 
posted by モリフクロウ at 00:38| Comment(2) | TrackBack(0) | フクロウ飼育の知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月17日

フクロウのこと

2月に入って書かなきゃと思いつつ、どたばたしてかけていなかった話が2つほど。

ひとつはチョコレート。
毎年書いてるけど(フクロウとチョコレート)、チョコレートはほとんどの動物たちにとって毒だから、決して手の届くところに置かないこと・・・あ、足の届くところかな。まぁいいや。人間が食べていると食べられるものだと勝手に認識するので、食べてるところをフクロウがじっと見てたら要注意。しまった場所をしっかり見ていて、後でそこから取り出して食べることがあるから、厳重に足の届かないところに保管しておくこと。

それから本のこと。
お陰様でコンスタントに売れている『フクロウ飼ってます!』。amazonでも在庫が減ったら補充されてるみたいで、常時数冊在庫があるらしく、本当にありがたいこと。お買い上げくださった皆様、ありがとうございます。
今度フクロウを飼うための本が出版されるらしく(勿論こっちはノータッチ)、実際にまだ見たことがないので何とも言えないけれど、あんまりフクロウに夢は持たないでほしい。フクロウのカフェなんかでおとなしくてなすがままにされてる夢のようなフクロウばかり取り上げられるけど、実際のフクロウは何でも壊すし、あちこち糞をするし、うるさく鳴き喚く実在の動物。現実的に考えて、普通の家の中で鶏や雉サイズの鳥は放し飼いにしないよね。小型インコの足に紐をつけてつなぐのもまた変な話なんだけど。
犬や猫と違ってペットとしての歴史も浅いし、餌はマウスなどだし、診てくれる病院もまだまだ少ないし(誤診されても飼い主も気付けないし・・・)。とにかく、いい話にだけ耳を傾けないで本当はどんな動物かちゃんと調べて、じっくり考えて、最後まで面倒みられるかどうか熟考してから飼って欲しいってこと。ストレスがたまったら何も言わずにパタッと死んでしまうこともあるし。イヤな話は誰もblogなんかに書かないから見ないだけなんだよ。
変なフクロウブームに煽られて、いい話だけ見て、それが『フクロウの本当の姿』だと錯覚しないでほしいな。

とりあえずそんなとこ。大雪で大混乱の長野県より(明日出勤できるかなー(汗))。
posted by モリフクロウ at 00:15| Comment(6) | TrackBack(0) | フクロウ飼育の知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月02日

躾のできないフクロウ

javazou20140122.jpg唐突に何がって感じだけど、最近よく聞かれること。
「フクロウって訓練できるんだから頭いいんでしょ」
「なんかいろいろできそうなイメージあるしー」
そういう人に
「トイレの躾もできないし、鳴いたらとめられないし超うるさいし、怒っても物を壊すのはやめないよ?」
って言うと
「へ?」
って顔される。まさかそんな筈ないと言いたそう。
・・・んー。大間違い。
ヒトの言うことを聞くように訓練されているイヌやネコでさえ、トイレやら無駄吠えやらの躾が難しいのに、ヒトの言うことを聞くようにできてないフクロウにできるわけないじゃん・・・。

画像は自分でオモチャ置き場から勝手にオモチャを持って行って遊ぶモリフクロウ。怒ってもやめるわけがないので、人間が『フクロウの手の届かないところにオモチャを隠す』しかやめさせる方法はないよ。
 


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ラベル:モリフクロウ
posted by モリフクロウ at 22:56| Comment(6) | TrackBack(0) | フクロウ飼育の知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月28日

お陰様で増刷されました

zousatu.jpgお陰様で無事増刷されたらしく、先日帰宅したら見本誌が届いてました。
いやぁ、増刷ってことは第一刷が全部はけたんだねぇ。まさかそんなことあると思わなかったけど、地味に売れたんだねぇ・・・。
書店からどれくらい返本があったかはわかりませんが(笑)、出版社の在庫がなくなってるところ見ると一応ちゃんと売れたようで。
お買い上げくださった皆様のおかげです。ありがとうございました。

先日もお伝えしましたが、増刷されたと言ってもごく少数です。全国に配本されるほどはないと思われるので、もし入手したい方はお近くの書店で注文取り寄せするのが確実だと思います(予約注文入った分を引き当てるとどれくらい残るのかわかりません)。
amazonは相変わらず中古本の値段がえらいことになっておりますが、amazonっていわゆる普通の書店とは在庫の調整が全然違うので(注文取り寄せもしないし)いつ補充されるかは謎です。
他のネット書店でいうと楽天ブックスも同様に在庫なし表示。

hontoでは注文できそう。 
ブックサービスでも注文はできそうだけど、入荷するんかいな・・・。

まぁそんな感じで。先日東京のイベントで「ずっと実物を見たかったんです」とおっしゃる方(お買い上げいただきました)がいて、自分も同じなのでよくわかるんですが、この本に関しては知り合いで持ってる方でもいない限りなかなか見る機会はないかも・・・。
ちなみに書籍情報という意味でamazonのフクロウ飼ってます!のリンク。
これまでのフクロウ飼育の経験談を書いたこのblogをまとめたもので、フクロウを飼う上で注意すること(危険なものなどを含む)など、飼うにあたっての心構えをするための一冊だと思っていただければ幸いです。「餌は毎日○gやれ」「あれをするな」「これをするな」なんて細かくいちいち書いてありません。フクロウも、飼い主さんも、環境も、みんなそれぞれ全然違うからね。一律に飼えると言ってる人がいたら眉に唾してね。
あ、でも根本で譲れないところはいくつかあって、それはまとめて書いておきました。今のペットショップやフクロウカフェの飼い方とは違うことも多いけど、どうしてそう考えたのか理由も全部詰め込んであります。フクロウを売りたいためだけの甘言にだまされないように・・・。辛い思いをするのは、飼われたフクロウたちと飼った飼い主さんたちだから。

大阪のフクロウカフェに一部(初版本)ですが持って行きます。関西の方はそちらで見ることができるかも。

 

posted by モリフクロウ at 11:38| Comment(6) | TrackBack(0) | フクロウ飼育の知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月12日

フクロウとオモチャ

javazou2013100601.jpg困ったときにはこいつで場をつなぐよ・・・(笑)。

そんなこんなで交通事故から3週間。仕事はいきなり休むこともできなくてちゃんと働いてるし、その合間に病院にいって、更にその合間に動物たちの世話をして、そのさらに合間に自分の世話・・・。いやもう、忙しいったら。
twitter(@toomanyowls)のいいところは、ほんのちょっと空いた時間にぼそっとつぶやいていなくなることができる点だよな、うん。病院のベッドで横になってても読み書きできるし。流石にそこで携帯で画像加工とかしないしな・・・。
3週間経ったところで、手足の関節が痛いのは大して変わらないのでよろよろしてるし、首から背中にかけて痛いし、自律神経系が強く出すぎちゃって寝ても体の緊張がとれないし、かといってそれを緩める薬を飲むと副作用で眩暈がして動けないし。一応電気治療なるものを受けてるけど、その電極で金属アレルギーが強く出ちゃって痒いし、湿布をはればかぶれるし。あーもう(笑)。

人間は絶不調でぐったりだけど、後の動物たちはお陰様で元気。
トリーズは毎日土掘って砂浴びして卵産んでるし、モリフクロウはそこらで飛び回ってる。

「ところで、なんで覗いてるの・・・」→右画像
 

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posted by モリフクロウ at 20:08| Comment(0) | TrackBack(0) | フクロウ飼育の知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月05日

本当のことを言わないペットショップ

javazou20130818_01.jpgあんまりこういうこと書くと、ペットショップの人に敵視されるんだけど・・・誰かが書かないとダメだと思うから書く。もし賛同していただける方はブログでもtwitterでもなんでも、少しでも広めていただきたいなぁ。フクロウ飼いって、古い人ほどなかなか飼育方法について自分の意見を言わないよね。それだと、初めて飼う人が変なショップにコロリと騙されちゃうんだよ。一番辛い思いをするのはフクロウたちなんだよ・・・。
 

先日東京にフクロウを扱う珍しいペットショップが新しく出来たときいて、そのショップに立ち寄ってみた。新しくできたフクロウのお店にはできるだけ行ってみるようにしている。もしかしたらものすごくいいお店かもしれないし、そしたら宣伝を手伝ってもいいと思うから。・・・今のところあんまりないけどね。



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posted by モリフクロウ at 16:13| Comment(32) | TrackBack(0) | フクロウ飼育の知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月15日

実験してみよう その3

javazou20130531.jpg冷凍食品を美味しく解凍する話・・・と見せかけてフクロウの餌の解凍の話(笑)。
その1その2はコチラ。書いてる本人もどんな内容だったか忘れかけてる(汗)。

さて、これまでの実験のまとめ。
氷は周りに熱を伝えやすいものがある方が早く溶ける。
それ故、空気に接する状態や乾いたままの綿で放置するよりも、水中に入れた方が早く溶けるということ。
のんびり溶けるのを待ってもいいという人には別にどっちの方法で溶かしても『ただの氷』である限りはいいんだけど・・・これがフクロウたちの餌となってくると、溶けるのが遅いといろんな問題が出てくるわけ。

たとえば雑菌の問題。室温で冷凍食品を解凍しないのはなぜかと言えば、雑菌はそこらにうようよいて、室温に置いておくだけですぐに繁殖を始めるから。外からじわじわと解けている間に、解けたあたりでは雑菌が倍々ゲームで繁殖している。下手をすると室温が高い時期では半日部屋においてあるだけで食品が腐るんだから、なんとなくわかるよね。
次にドリップの問題。前も少し書いたけれど、冷凍した肉や魚を適当に解凍すると、細胞膜が壊れてドリップが大量に出る。ドリップは肉や魚の血液や体液の成分などで、いわばうま味や栄養素を一緒に逃がしてしまうということ。冷蔵庫でそのまま(水などに漬けずに)解凍することがよく奨励されているけれど、実はそれは大きな間違いで、冷蔵庫でゆっくり4℃くらいまで温度の上がった冷凍肉からは大量にドリップが出る。理由は氷の体積は0度近くが一番大きくなるので、氷点下10度くらいからゆっくりゆっくり温度が上がるうちに細胞膜を壊して中の水分を全部出してしまうから。これを避けるには0度近くをできるだけ早く通過させること。極端な話、ぬるま湯などに入れて一気に温度を上げてやったほうが、ドリップはほとんど出ないで解凍される。マグロの切り身なんかで試してみるとわかるけど、出るドリップの量が全然違う。これはマグロ問屋さんや冷凍ステーキ肉の解凍なんかでも推奨されている方法(注:切り身やステーキ肉の場合は直接水に当てない方がいい場合もあり。後述する)。勿論マウスなんかでドリップが出ても気付かないと思うけど、切ってみると切り口から出る水分の量が全然違うから(気づいてない人も多そうだけど)。きちんと解凍すると、刻んでもほとんど水が出ないか、出ても血管を切った時の血液で濃さが全然違う。丸ごとのままやるならまぁいいとして、開いて内臓をとったり、刻んでるだけで相当栄養をロスしてるということなんだよね。

だから、フクロウたちの餌を解凍するときには、低温で素早くドリップがでないように解凍するのが望ましい。・・・やっと結論来た(笑)。あ、あくまでここでいう餌は丸ごとのマウスやウズラやヒヨコのことね。虫や切り身になってるような奴は別。
『冷凍の餌を水に漬けた状態で、短時間で氷点下から室温まで一気に温度を上げた方がいい』ということ。

一応うちで推奨しているのは、冷凍用の保存袋(ジップ○ックとかああいう厚手の)に、餌を放り込んで水を入れて、空気を抜いて餌全体が水に浸った状態で放置する。これだけ。ものの数分でほぼ解凍されるのですぐに餌にやれる。本当にこれだけ。ちなみに水と言っても冷たい水じゃなくて、普通に水道から出てくる水なので、まぁ室温くらいの水であれば特に気にしたことはない。あまりに寒冷地だと、溶かしてる間に温度が下がって丸ごと氷になってたことはあったから、そのあたりは各自住んでいる地域と家の設備程度(笑)に応じて調整してほしい。餌が解けている間、水温はほとんど上がらないかむしろ解ける分だけ下がるので大丈夫。
あくまで餌の量と水のバランスがポイントで、あまり水が少ないとすぐに水温が下がって全然解けないし、水が多すぎるとさがった水温がまた上がって生ぬるーい状態で放置することになるので要注意。
もしもこの水温が上がって生ぬるくなるのを気にする人は、ジップロッ○の封をきちんと閉めた状態で冷蔵庫に入れて置けば、冷蔵庫の温度以上に水温も餌の温度もあがらないので心配しなくてもいいと思うけど(フクロウにそのままやるには冷たすぎるので、結局室温に戻さないとあれだけど)。これは冷凍の魚介や肉なんかでも使える方法だよ(切り身状態だと切り口から水が入るので、ジップロックに水をいれず空気を極力押し出して封をして、それを水もしくは氷水を入れたボールに入れて置く方法がお勧め。真空パックのものなら、封を開けないで真空パックごと水の入ったボールに入れる)。

色々と話を聞いていると、出して室温でそのまま放置するだとか、電子レンジを使うだとか、ちょっと危うい話を聞いたので気になったのだった。電子レンジなんて温度ムラにもなるし、加熱された餌なんてろくなもんじゃないからやめようね。人間用の調理設備に冷凍マウス入れる人なんていないと信じたいけど(汗)。冷凍のマウスなんて綿で包んだ氷と同じで、それ自体が断熱しちゃってほとんど熱を通さないから、室温でそのまま置いておいてもなかなかとけないし、置いてる間に腐ってることにもなるので、これからの季節ほんと要注意。

とまぁ、ここまで書きたくて一体何日かけてるのやら(汗)。勿論この方法が絶対正しいわけじゃないので、あくまで原理を知った上でいろいろと各自工夫してみるといいと思うよ。途中ちょこちょこ端折ってるので、何か不審点、不明点があったらお気軽に聞いてください。
多分水に漬けておいても、半日くらいならふやけたりしないから気にしなくて平気だよ。←あくまでうちでは解かしてすぐやることを想定してるから、もしすぐにやれないようなら、解けてすぐ水から出して冷蔵庫に入れるか、凍ったまま水ごと袋を冷蔵庫に入れてね。水張ったまま室温に置いておいたら、結局室温にそのまま放置するのと同じことだからね。

・・・な、なんとか今週中の更新に間に合った? 日曜日が今週か来週か迷ったけど(笑)。
でもってまた画像の話は次回に続く!


 
posted by モリフクロウ at 23:51| Comment(2) | TrackBack(0) | フクロウ飼育の知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月18日

実験してみよう その2

その1はこちら。間違った人も正解だった人もいた模様(笑)。

実験のおさらい。
氷は空気の中にそのままおいておくより、水の中にいれたほうがよく解ける。水の方が空気より熱をよく伝えるから。よほどでかい氷ならともかく、小さな氷で周りの空気までひんやり冷たくなることはないけれど、コップの水は全体がすぐ冷たくなるのがまさにそれ。
水だけでなく、アルミの板やステンレスの板でも、氷の接してる部分から熱がよく伝わるので早く解ける。
これは義務教育の課程で実験して勉強してるはずだよ。

<続いての実験>                   
アルミの板の上に氷と、綿にくるんだ氷を置くと、同じ速度で解ける?

これはもうお分かりのとおり、氷のまま置いたほうが早く解ける。氷が解けて水が出てくることで、一気に熱伝導率がよくなるのだ。綿にくるむと直接アルミの板に接してない上に、出てくる水も綿に吸われてしまうので、アルミの板がほとんど機能しない。
最近の冷蔵庫の冷凍機能に、アルミの板がついていて『急速フリージング』とか言ってるやつがあるけど、実はこの原理を利用しているもの。早く解凍できる『解凍ボード』みたいなものも、名前が違うだけで同じこと。早く冷気や周囲の熱を伝えるので、のっけてるものの温度が早く変わるということ。
で、上の実験を考えればわかるとおり、直接水がアルミ板と接してないと解凍する場合効果が少ない。
パックのままの肉や魚をこういうボードに乗せても、綿でくるんで断熱してるのと同じことだから(しかも綿と違って水がいずれあふれて出てくることもないし)、無駄なことをしているというわけ。アルミ板やステンレスの板を使うなら、パックから出して食材とボードが接するようにしようね。
  



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2013年05月10日

実験してみよう

小学校の実験だったかで、氷のとけ方を調べるものがある。

<実験その1>
1.氷をそのまま皿に乗せる
2.氷を水の入ったコップに浮かべる
3.氷を綿でくるんで皿に乗せる
4.氷をそのまま皿に乗せてうちわであおぐ

他の条件は同じにして、この中で一番早く溶けるのはどれ、というもの。
さぁ、一番早くとけるもの、一番遅くとけるものはどれでしょう。考えて!


<実験その2>
氷を違った素材の上に乗せて溶け方を比べる。
1.発泡スチロール
2.ステンレス
3.アルミニウム
4.ガラス

他の条件は同じにして、この中で一番早く溶けるのはどれ、というもの。
さぁ、一番早くとけるもの、一番遅くとけるものはどれでしょう。考えて!

↓↓↓自分で答えを予想してから結果をどうぞ↓↓↓
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posted by モリフクロウ at 19:52| Comment(0) | TrackBack(0) | フクロウ飼育の知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月01日

フクロウあれこれ

rai20130401.jpgそんなこんなでまったくエイプリルフールのネタを用意してないまま4/1になりました。
あっという間に今年も3か月終わってしまい・・・あっという間ですなぁ。
少し古いネタですが、『(灰)の日記』でもお楽しみください(笑)。


『フクロウ飼ってます!』 相変わらず品切れの様でご迷惑をおかけしております。さきほど出版社に確認したら、まだ数冊在庫があるとか。もし欲しいと思われる方は書店経由で問い合わせてみてください。出版社に要望がまとめて届けば、再版がかかるかもしれません(汗)。

そういえば先日書いた足革の『疑ってみること』。
これを読んだ方から、「改めて見直してみたら、革がかなりいたんでたので取り換えた」だとか「アンクレットははずせないけどジェスは外してみました」だとか「普段は外して必要な時だけつけられるパーツを自作した」など、いくつかご報告いただきました。多少なりともお役に立てたようで何よりです。ほんと、いたんでると危ないパーツなのについうっかり放置してしまうので、ちゃんとときどきチェックしてね。
実際必要かどうかは飼ってる人の飼い方次第なので、できる範囲で工夫するというのも大事ですよ。どうしてもつなぐのに必要なことだってあるんだから。まぁ普通は放したら室内のどこかに激突して死ぬなんてことはほぼないですからご心配なく。
いただいたご意見の中に「飼育フクロウかどうかわからなくなる(から外したくない)」というものもありました。んー。飼育しているフクロウが逃げる→人の手で捕獲される→しかるべき機関に届け出される、って確率がどのくらいあるんだろうかと。逃げても人が捕まえられなきゃ意味ないですしねぇ・・・。超がつくレアケースの気が・・・。で、大抵のフクロウには識別用の足環がついてるだろうし、しかるべき機関に届け出される場合、それが野生のフクロウかどうかはすぐにわかりますしなぁ(海外産のUral owlなど特殊なものは別)。まぁどっちのリスクをとるかは飼い主さん次第なので、がんばって本人が決めて(笑)。
完全に外された方に至っては「足が予想外に細くてびっくりした!」「本当は毛が生えているんですかねぇ。はげてるけど生えてきますかねぇ」とかいうご心配も・・・(笑)。鳥の足は細い仕様ですからご心配なく。ほら、ニワトリとかスズメとか見てればそんな感じですよ。よく目にするフクロウたちは足先まで羽毛が生えていることが多いからなんだか太いイメージがあるけれど。で、今すれてはげてるところも換羽に合わせてそのうち生えてきます。1年とかそういうスパンで見ていてください。うちのモリフクロウ(茶)も実際かなり戻るのにかかりましたよ(来てすぐ外して、大体1年たったくらいに生えそろってた)。それまでの革とのこすれ具合などにもよるので。種類によっては(暑い地方の種は放熱のために足に羽毛がなかったり)そもそも羽毛がないこともありますし、なんかスカスカ―、ってままで普通のこともあります。

相変わらずフクロウを飼いたい方が多いみたいで、「フクロウ見てきた」とか「フクロウ触ってきた。可愛い!」とかよく聞かれます。で、お店によっては「すぐ売れるから、今すぐ買わないと」と、見に来た人を煽って契約を迫るような所も中にはあるようです。こわいですねぇ。こういう売り方するお店に騙されちゃダメですよ。フクロウのことをちゃんと説明して、メリットもデメリットもちゃんと話してくれて、アフターケアやメンテナンスもしてくれるところを探してください。売るだけ売って後オシマイ。途方に暮れた飼い主が、泣く泣く他のお店に持ち込んでトラブルになってるケースも実際にあります。体調を崩しても適当なアドバイスをもらえなくて、飼主が泣きながら獣医さんを探して、獣医さんで飼い方についてこっぴどく叱られたり・・・(飼い主だけのせいじゃないのに)。

いくら可愛いフクロウを飼いたいからって、慌てて騙されないでちゃんと調べてから飼った方が、フクロウにも飼い主にもいいですよ。これ、本当に本当。


  
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2013年03月19日

シロフクロウのこと

snowyowl.jpg
以前もなんか書いてた気もするけど・・・土曜日にハリー・○ッターが放映されててですね。直後からシロフクロウの検索が急上昇した(笑)。
「飼えるのかな」とか「どのくらいのお値段なの」とか、みんな考えることは同じらしい。

以前に書いたのはこんなの(『シロフクロウは飼えません!』)やこんなの(『シロフクロウの飼い方(某テレビ番組に対する話)』)。毎回飼えないよ、って怒ってるな(笑)。ペットショップで「簡単に飼えますよー」とか言うの実際に聞いてた頃だったしね。うん、まぁこの頃は若かった(笑)。今書き直すとしたら、「飼って飼えなくはないけれど、安易に初めてフクロウを飼う人に勧める気には到底ならないレベル。やるならエアコンなど完備して、最後まで戦う覚悟で飼ってね」って感じ? 獰猛というつもりはまったくなくて、大型犬がじゃれついてきても本犬には遊びだけど、人間には体当たりだったりするようなヤツ。シロフクロウが巣に来る人間に体当たりするのを見て「シロフクロウは獰猛で危険だ」とかいう人がいるけど、どんなフクロウだって巣や雛を護るためにやる行動だよ。モリフクロウやUral owlだって失明した人がいるわけだし。人間が領域侵犯しておいて何言ってるんだろう、と思う。

ワシミミズクとシロフクロウって、大体同じ大きさの種もいてほとんど飼い方が変わらないと思われてそうなんだけど、実は適応環境が大分違う。
同じ環境で同じように生存しているなら、別の種である必要はないわけで。ワシミミズク=ヒグマ。シロフクロウ=シロクマ(ホッキョクグマ)と思ってもらうといいのかも。シロフクロウは北極圏の寒さに適応しまくってる種なので、暑さに弱い。単に暑さに慣らすだけならちょっとずつ暑いところに置いてやればいいと思うんだけど、いわゆる日本の蒸し暑さとかさまざまな病気に対する抵抗力とか、いわゆる温帯あたりに住んでるフクロウたちとはちょっと違うと思うんだよね。まぁワシミミズクと言っても、普段よく見る茶色いアレじゃなくて、白くて大型の北方に住んでる種は、やっぱり暑さや蒸し暑さに弱くて、そういう種とならシロフクロウは似てるかもしれない。

 
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posted by モリフクロウ at 11:49| Comment(0) | TrackBack(0) | フクロウ飼育の知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月13日

コキンメフクロウの食性

相変わらずコキンメフクロウの餌は虫って言い張る人がいて、なんだかなぁ・・・。うん、まぁ確かに虫も食べるんだけどね。虫は餌のごく一部。都合のいい情報だけを拡大解釈するのはやめた方がいいと思うんだけどね。そのあたりの話は『フクロウ飼ってます!』にも書いたけど。

小型のフクロウで虫を食べると言われてる種でも、人間が飼うならマウス、ヒヨコ、ウズラメインにした方がいい。理由はこれまでにも散々何度も述べて来たけれど、人間が与える虫餌では十分な栄養が摂れなくて偏ってしまうから。普通に人間が与えてる虫(コオロギやミルワームなど)だと、リン酸が多くてカルシウム不足になりやすい(Ca:P ratio)。歩けなくなったり骨がもろくなったりするよ。ある餌にカルシウムまぶせばいいや、って考えはやめた方がいいと思うよ。人間がご飯にサプリメントパウダーまぶして食べ続けるようなもんだよ?
コキンメフクロウも野生ではちゃんと小型の哺乳類をとっているし、始終虫だけ食べているわけではないのは研究されていることだから。


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posted by モリフクロウ at 13:09| Comment(2) | TrackBack(0) | フクロウ飼育の知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月08日

Little owl

britishowl.jpgtwitterでコキンメの話が出て、ふと思い出して本棚を漁ってみた。少し前に買った本の中に、Guide to British owls and owl pellets って小冊子があった。これ、以前書いたような気がしてblogを探したんだけど、うまくひっかかるタグも何もつけてなかったらしくて見つからない・・・。で、また同じ話の繰り返しになったらごめん、なんだけどね。

この本、直訳するとイギリスのフクロウとフクロウのペリットのためのガイド。イギリスにいるフクロウや、フクロウの出したペリットを調べるために作られたらしい。屋外で使えるように、軽く防水コーティングされていて持ち歩いて調べることができる優れもの。作ったのはHawk and Owl trustというイギリスの団体。
で、ペリットを崩して出てきた骨のこんなやつは●●の下顎骨だとか、こんなのは鳥の骨だとか簡単に絵が描かれていて判別できるようになっている。モグラの歯とか前脚とか、なんていうかもうものすごいマニアック。各フクロウの出すペリットも原寸大のほんものそっくりな色の絵がついててね・・・。

 

littleowlfood.jpgで、ぼーっとイギリスのフクロウの紹介を見ていたら、こんな項目を見つけた。コキンメフクロウの獲物。虫、ミミズ、かたつむり、小さな哺乳類、鳥類、また、ベリー、フルーツ、草、他の植物など。
って。

・・・へー。

・・・ベリー・・・?

ビクトリア時代に大陸から外来種として持ち込まれてるところも書かれてるところは流石。
ベリーなんてペリットに出てくることはほとんどないから、食べてるところを観察したのかもしれないけど、他の学術系にはこういう話がほとんど出てないから面白いなぁと。以前フクロウとミミズの所でも書いたけど、これまでは落ちているペリットの観察がほとんどで、ペリットに残りやすいものしか餌としてカウントされていなかったから。昆虫やミミズ、他の無脊椎動物みたいな柔らかい部分は全部消化されて残らないので、あんまり大事なものという認識がされてなかったんだよね。

・・・でね。ここまで書いた後で、探しても出てこなかった記事が「コーティング」でかけたら出て来たよ(汗)。やっぱり書いてあったよ。思ってたより相当前だった(多分そんな前じゃないと勘違いして途中で検索やめてた)。ま、そっちの記事もリンクしておく。そっちの方が詳しく書いてたし。『ベリーを食べるコキンメフクロウ』

 

うちではモリフクロウが白菜食べたりミカン食べたりしてたし、本来なら餌のネズミや虫の内臓から、その動物が食べた物のミネラルやビタミンを摂取してるわけで、実はなんかいろいろと栄養素をまんべんなくとってるのかなぁ、と思ったりした。お蚕さんなんて、多分中身は丸々生の桑の葉で、ほとんど青汁飲んでるみたいなもんだったし(汗)。

うん、それだけ。あ、だからといってコキンメにカタツムリや野菜をやってどうなってもしりませんよ。日本とは生えてる草もいる虫も違うし、寄生虫だって何だってリスクはいっぱいあるからね。

 
posted by モリフクロウ at 12:35| Comment(3) | TrackBack(0) | フクロウ飼育の知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月28日

疑ってみること

疑うという言葉はあまりいいイメージではない。「なんでも疑ってみる人」なんていうと人格的に問題ばかりありそうな偏屈なヤツって感じだし、猜疑心に凝り固まって常に誰にもだまされまいとして、逆に誰かをだましてやろうとか考えてそうな・・・。
でも実際そんなダメなことばかりじゃないと思うんだけどね。

フクロウ飼ってます!』でも書いたし、このblogでも何度も書いたことだけれど、誰かが言っていることを疑ってみることは大事だと思う。学校の教科書のように常に正しいことが書いてあるとしたら、それはまず信じて覚えなければならないけれど、残念ながらフクロウに関する大半のことはそうじゃない(学校の教科書ですら時々訂正や改定されるんだから)。
「あの人がああ言っていた(から正しい)」というのは思い込みに過ぎないってこと。このblogに書いてあることも。「あの人がああ言っていた(から他のデマよりは確からしい)」ならまだわかるんだけどね。
管理人が信じるのがこれまで発表されてる論文や学術書に拠っているのは、そこに長い間実験や観察を繰り返した結果があるからで、「あくまで野生のフクロウの行動や食性に関して確からしい」ことに過ぎず、今後新しい報告があるかもしれないし、家庭で飼ってるフクロウたちのことは、また別の知見が生まれるのかもしれない。生まれないのかもしれない。わからん(笑)。でもこれが理解されないと、「現在フクロウの飼い方に『絶対正義な教科書』があって、それに則ってない飼い方は虐待だ!」って騒ぎ立てる人が出てくるんだよね・・・。ほんと厄介だからやめてほしいわ。

幸いというか不幸にもというか、大学で理系にいて論文(と呼ぶにはあまりにもおこがましいもの)を書かされると、前に同様の研究をしてきた人のことを調べなければならないし、調べてるうちにその学説がひっくり返ったり、「なんだ、結局これはこの時点でそれっぽかっただけなのか!」という経験を散々する。DNAだの蛋白質だの基本がひっくり返ることはそうそうないんだけど、その後の論文を半分疑いながら読むようになる。例え本になっていたとしてもそこに大した意味はなかったりするんだよ。数年したらまたひっくり返るから(笑)。
『その時点でわかってる事実を総動員したら●●だった』けど、『数年後に××になった』なんてことはよくあるわけ。頭から100%信じ込むとダメージがでかいから、「なんかこんな説があるんだなー」と頭の片隅の棚に一度仮置きして論文や本を読む癖がつくようになる。そういう経験をすることは少ないかもしれないけど、フクロウのことに限らず、マスコミなんかが垂れ流す情報だってなんだって、本当はどんな話なのか疑ってかかってみると、現実は全然違うことなんてよくある話。誰かの言うことを盲信するのはやめようよ。


leucisticowl.jpg誰かがフクロウのことに関して何か言ったとして、その人の背景がどのくらいのもので、どんな経験があって、どんな知識を持っていて、結果こんなことを言ったから●%くらい正しいんじゃないかな、と思う癖をつけるといいと思う。それくらいのバイアスは絶対必要で、100%正しいなんてことは誰にも言えないから。
で、更にそのバイアスのかけかたに、「ワシタカじゃなくてフクロウのことを知ってる人」って項目が欲しい。
猛禽類とひとくくりにされているけれど、実はワシタカとフクロウは先祖が別。まったく違う鳥が最終的に肉を食べることに特化して、嘴や爪など似た形に進化しただけであって、全くの別物だから。性格も、実際の道具の使い方も全然違う。まるで夜動くワシタカみたいなイメージの人が多いけど、別物と考えるべき。

さて長い前置きは置いといて。


leucisticowl.jpg実はアンクレットとジェスのことなんだけど、前にも書いたんだけどね。やっぱり事故がものすごく多いんだよ。
で、これを信じるか信じないかは読んでる人次第なんだけど・・・(いきなり真似をされたり、反論されても困るから、ちゃんと話は最後まで読んでから)。
ちなみにアンクレットとは直訳すると足環だけど、足環と呼ぶときは個体の識別番号や連絡先の入った金属や樹脂製の輪っかを指すことが多い(モリフクロウの足画像の赤い部分。矢印は足革をとった跡)。革で足首をまいてハトメでとめたパーツがアンクレット。そこから伸びてる紐がジェス。様式によっては一体化してるものがあるので、まぁ足革と言ったらフクロウたちの足に付ける革やナイロン製のパーツ一式と思っていただければ。










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posted by モリフクロウ at 12:13| Comment(2) | TrackBack(0) | フクロウ飼育の知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月26日

寒いのキライ


一般の人にとってフクロウは、ものすごい寒いところでも普通にもふっとなって暮らしてるエゾフクロウ(よく写真で見る白っぽいモフモフのやつ)やらシロフクロウ(ツンドラに住む)の影響か、ものすごく寒さに強いイメージがあるらしい。そのうえアナホリフクロウみたいに砂漠(実際は違うんだけど)にいる暑さに超強いイメージもあって、なにその究極生命体(汗)。


まぁ正直言って、そんなのただのイメージに過ぎないんだけどね(笑)。


毎年冬になると「フクロウにいい温度って何度ですか?」と聞かれるんだけど、正直そんなの飼ってるフクロウの種類にもよるのでわからない。シロフクロウやフクロウ(Ural owl)にとっては、氷点下15度だって過ごせなくはないと思う。現に昨日の夜も近所でUral owlのペアが鳴いてたし、冬越しはできるらしい。『雪の中のフクロウ
だからといって、それが彼らの望む温度かっていうと違うんだよね。

今住んでいるところで餌をとれて、他の動物に襲われずに安全に暮らせるからそこにいるだけであって、それが無理ならそこから移動する。で、またそこが無理なら移動して・・・と長い年月をかけて進化してきたのが今ある生態系。だけど、もしもっと沢山餌の取れる地域で暖かくて安全なところがあったら、シロフクロウもUral owlも移動してぬくぬく過ごすと思う。
heater.jpg飼ってるフクロウたちだって、別にそこそこ寒いところに住んでるモリフクロウだってアメリカオオコノハズクだって、好きで寒いところにいるわけじゃない証拠に、ヒーターがあれば日がな一日ヒーターのそばで寝てましたよ、ええ(笑)。『フクロウとオイルヒーター』を見てもらえばわかるとおり。こいつだけが特殊なんじゃなくて、過去いたモリフクロウたちはみんなやってたから、多分これがモリフクロウの伝統(違)。
アメリカオオコノハズクだって、しょっちゅう雪の中頭に雪を乗せてたたずんでる写真が出てるんだけど、あれも他に行けないから仕方なくそうしてるだけで、実際は巣箱の中にヒーター設置したら全然出てこなかった(笑)。『フクロウと寒さ2
過去の記事はコチラ『フクロウと寒さ』『フクロウと寒さ』・・・あっ、同じタイトルの記事2つ書いてた。バカバカバカ!





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posted by モリフクロウ at 10:39| Comment(4) | TrackBack(0) | フクロウ飼育の知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月22日

一言物申す

前回『猛禽カフェの行く末やいかに』で懸念してたことが、段々現実になってきましたよ(汗)。あ、ただあくまでインタビュー記事が流れてたので、お店の方がどう答えたのかはわかりません。よって記事についてもここでは流しません。あくまで書いてあったことに対してだけ、ちょっと頭を抱えています。

食費1500円ではフクロウは飼えません(怪我や病気のもとになるので餌はマウス、ラット主体にバランスよくやるべき)。
参考までにうちで一度計算したアメリカオオコノハズク(体重200g。小型フクロウの中でも大型の方)の食費はコチラ(これはちょっと高目の計算結果だけど、うちは数羽いたので丸ごと無駄なく使い切ってこの値段。羽数が少なければ余った餌を捨てることになるので、より割高になることも。

フクロウの餌に関してあれこれ書いてまとめてあるのは『フクロウの餌に関する話題』。どうしていろんな餌がいいかも書いたけど。肉だからって人間が毎日鶏肉だけ食べてるかって話ですよ。同じ肉でも栄養は色々。本来のフクロウは小型哺乳類と鳥を各種獲って暮らしてるんだから。嘘だと思ったらフクロウにいろんな餌を並べて見せてみるといいよ。ウズラだけ毎日とかヒヨコだけ毎日とか絶対に選ばないから。断言する。

スマホで閲覧されてる方へ。PC版だと右の方に『フクロウ固定記事』ってのがあって、そこに餌の話やら小さいフクロウの飼い方の話やらいろいろと出ています。できたらPCからか、PC版にしてご覧ください。鳴き声やフンのことなども。あ、ストレスのことは『フクロウ飼ってます!』でも紙面が足りなくてあんまり書けなかったんだった。ストレスの話もぜひ。
「簡単に飼える」って言葉で一番得をするのは誰なのか、よーく考えてみてね。『フクロウ飼ってます!』を借りてでもいいので読んでみて。

一言どころか一杯になっちゃったけど(汗)。最初に間違った情報を手に入れると訂正するの大変なんだよ。ほんとデマはやめてくれよ・・・(正確には自分が望む甘い言葉しか聞かない人が多いんだけどね)。
そんなに簡単に飼える動物なら、10年前のブームの時からフクロウだらけになってるはずだったら。

で、そこまでいろいろ読んで考えて、設備を整えて飼う人がいるなら、全力で応援する。当たり前。少しでも仲間が増えてくれるのは嬉しいし、いろんなことが情報交換できるから。あの、ほんと、できたら沢山の人に広めてください。フクロウは簡単に飼える動物でもないし、いくら小型でも食費1500円なんてすごい工夫でもなければ無理ってこと。

ラベル:フクロウ
posted by モリフクロウ at 17:08| Comment(7) | TrackBack(0) | フクロウ飼育の知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月21日

アルビノフクロウ?

えーと、基本的にネタを書きためない。大体その日の朝ぼんやり何を書こうか考えて、それから調べて書いてることが多いので、結構付け焼刃。ある意味レポート前日の調べもの的な。でもって、その時に力尽きるとその日はblogを書かなかったりする・・・。なのでときどき予告と中身が入れ替わります(汗)。

leucisticowl.jpg今日はまたまた見かけた白いフクロウのお話(←結局行き当たりばったりやん)。

真っ白いフクロウの画像に「これ何の種類?」とコメントがついていて、てっきり「またまたシロフクロウだろー?」と思ったら、なんとそれが白いけどシロフクロウじゃなかった。
「え?」
となるけど、実際こんなフクロウ種は存在しない(画像の出所がよくわからない)。

別の人が「アルビノ?」とも言ってたんだけど、実はアルビノ(albinism)でもなく、白変種(leucism)と呼ばれるもの。ホワイトライオンやホワイトタイガーなどがその例で、普通のライオンやトラから稀に生まれる白い個体(縞模様や尻尾の先は黒いまま)と同じもの。見た目はよく似てるんだけど、フクロウの場合は目の色がアルビノと白変種では全く異なる。
アルビノの場合は遺伝子の欠損などエラーから起こることが多くて、メラニン色素(日焼けやシミのあれね)が作れないため、瞳孔の色素もできなくて真っ赤。対して白変種の場合は、もともと羽根の色が白くなる遺伝情報が組み込まれていたものが偶然発現しただけで、後はごく普通の個体と同じ。なので瞳孔の色も赤じゃなくて黒や黄色など本来の種の色のままなのだ。羽根の色も真っ白なこともあれば、一部茶色いところが残ってるものもいるらしい。例えるなら、アルビノはバグで、予期しないときにうっかり起こるもの。白変種は隠しコマンドで、うまいことコマンドが入ると起きるイベントのようなもの。もともとプログラミングされているから、変化が起きたことで何か変わるわけではないってこと。

白い個体というと脆弱ですぐ死にそうなイメージがあるけど、実際は遺伝子にエラーのおきたアルビノは死にやすいけれど、白変種はそれほどでもない。ホワイトタイガーやホワイトライオンでは、動物園でこの珍しい遺伝子を人間が選択的に残して、親子何代にもわたって白い個体を生み出すようにしていたりもするから、白い個体が脆弱で繁殖能力がないってわけじゃないんだよ。ただ、白いがために目立って襲われたり、獲物が獲れなかったりするリスクはあるので、生存競争で有利に働くか不利に働くかが微妙なところ。

これまでにも世界中のフクロウに稀に見られ、メンフクロウやメガネフクロウ、インドオオコノハズク、アメリカオオコノハズク、カラフトフクロウ、モリフクロウ、コキンメフクロウなど数多く報告されているそう。
まぁ、こんな真っ白なフクロウが野生で飛んでたら、とりあえず『神の使い』って崇められそう。




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posted by モリフクロウ at 11:55| Comment(2) | TrackBack(0) | フクロウ飼育の知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月18日

猛禽カフェの行く末やいかに

karafuto.jpgまたまた雪が降ってきて、塩尻ー小淵沢通行止めとかえらいことになってますよ、松本・・・。

さて、今日は予定を変更してドッグカフェや猫カフェ、ウサギカフェならぬ猛禽カフェ。
個人の好みの話でもあるのであんまり触れたくなくて寝かせていたのですが、いやはや、週末にtwitterでそれ関係の記事が出てましてね。ちょっと気になったので。
←おっとりカラフトくん。

実はここ半年ほどの間に、東京に猛禽を見ながらお茶ができるカフェがいくつかできてます。紹介するのも何なので自力で探してみてください(汗)。一応本の話は以前『動物カフェ』で書いたんだけど。で、数日前にその猛禽が見られるカフェに行って記事を書いたライターさんがいて、これがまたフクロウの可愛い画像や飼い方の話を載せたもんだから、一気にまた「フクロウかわいい!」「フクロウ飼える!?」と盛り上がっておりました。

うん、飼えるんだよ。ただ簡単には飼えないんだよ。簡単に飼える動物だったら、今頃犬や猫以上に普及してるから(汗)。

どこでも電気が使えるようになって、冷凍技術が発達して、どこでも餌を届けてくれる流通ができて、餌を作ってくれる人がいて・・・いろんな人が頑張ってくださってるお蔭で『なんとか、近代になってやっと』普通の人が飼えるようになった動物なんだよね。
まだまだ診てくださる病院も少ないし、誤診されるし(汗)、単純に手がかからないとか餌が安いとか思ったら大間違い。




coffee.jpg勿論お店側はそういう面倒なことは言わないし、聞かれないから答えないのかもしれない。単に猛禽を見に来ただけの人に「飼うのは大変なんですよ」っていうのもおかしな話なので、それもよくわかります。が、やっぱり動物を扱うことだから、簡単ですよ、を売りにしちゃいけないと思うのですよ。

(思ってたより)簡単。(考えていたより)手間がかからない。←この()の部分が省略されて伝わるとまずいんじゃないのかなぁ。
まぁインタビューがどういう形で伝わってどういう記事になるかなんて、発行されるまでわからないので(自分も新聞に取り上げてもらった時に、話したこととまるで違うこと書かれたことがあったよ)、お店の責任うんぬんということではなくてね。ここ間違えないでね。読む人の受け取り方だって千差万別だし、100%予防線を張ることは難しいことだから。


コーヒーが美味しいカフェ。いや、カフェとしては至極当然のことなんだけれども(笑)。→



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posted by モリフクロウ at 12:06| Comment(11) | TrackBack(1) | フクロウ飼育の知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月09日

アフコノだらけ

afukono.jpg正月早々フクロウが大量にいる画像が回ってきて、何だこりゃと思ったことだけ忘れないうちに。
『フクロウをいっぱい飼いすぎてしまうと、家に帰って来たとき、こんな出迎えを受けるらしい』ってやつで、ものすごいインパクトだった(自分の所に回ってきたときは改変されて全然違う内容になってたけど)。

床にいる9羽のフクロウたちが撮影者の上の方を「何だありゃー」「なんだなんだ」「あ、カメラ!」「ちょっと、カメラこっち見てる・・・」的なお祭り騒ぎで見上げているところ。

よくよく見たらアフリカオオコノハズクの雛(まだ羽根が生えそろっていない雛から、そこそこ揃ったものまで成長段階は様々)だった。
「飼ってる人が隣に住んでる」とか「ブリーダー」とかいろいろと流れてきたけれど、結局のところ某ショップで仕入れたものだったらしいんだけど。アフリカオオコノハズクは多産だから、てっきり誰かが繁殖したものかと思ったんだけど、違った・・・。

で、そのまま「可愛い」「飼いたい」「お迎えされたい」と盛り上がる流れは、テレビもtwitterも変わらず・・・。うん、まぁ可愛いと思うけど、この可愛い状態は後ほんの数か月で、後は基本飛ぶし、自我が出て来るし、子犬や子猫が可愛いのがほんの数か月というのとあまり変わらないんだと思うんだよね。

勿論飼おうという気になれば飼える動物だから、ちゃんと調べて飼ってくれよ、と願うばかり。
このサイズのコキンメやアナホリ、各種コノハズクたちは、ショップで「簡単に飼えますよ(にっこり)」という言葉で騙されることが本当に多いから。

何度も言うよ(何度も聞く方には申し訳ないけど)。餌はマウス、ヒヨコ、ウズラなどの専用肉。意思の疎通はほとんど無理。餌の切れ目が縁の切れ目。据えて外に連れまわしたりすることは無理。鳴き声は・・・好みだろうけど、あんまり耳触りはよくないかなぁ(笑)。こればっかりは個人の感覚だけれども。まぁ鳴くこともあるので、決して物静かではないし。トイレはそこら中でする。
あと他の動物との同居は、最初からよほど注意していないと危険。彼らにとって大型の猛禽はもちろん、犬や猫も簡単に殺される捕食者サイズ。ストレスで死ぬ個体だっているし、本当に何の気なしに飼い主が不注意で犬猫(場合によってはワシミミズクなどの大型のフクロウ)と一緒にしてしまい、オモチャにされて死ぬケースだってある。
ほんと、自分で身を護れない非力な鳥だから、十分に注意してほしいんだよ・・・。逆にこういうことをちゃんと説明しないお店は要注意だと思うんだ。簡単に飼いたいと思ってるから、そういう甘言にだまされるんだよ。何も言わない、注意しない、というのも消極的な甘言の一つだと思うから、自衛して注意してね。
以前書いた『コノハズクなど小さいフクロウの飼い方』はコチラに。すっごく簡単に書いたものだから、改めて拙著『フクロウ飼ってます!』を借りてでもいいから読んでみてね。

ちなみに自分がこの画像を見たときは、「世話大変だろうなー・・・」って身も蓋もない感想だった。現実的すぎる(笑)。

今度は放鷹術を書き直すか、花鳥園のこと、書く・・・多分。頭痛がひどいのでダウン継続中(汗)。


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2012年12月06日

フクロウ飼いのためのシルクワーム講座 その3

シルクワームってお蚕さんのことだから。虫だからね。虫嫌いな人は読み飛ばしてね。
その1その2はこちら。

簡単な飼い方、準備するものは書いたわけだけど、当然ここに書いていない注意することも沢山あるわけで。
とはいえ全部書くと本1冊(笑)になっちゃうようなものなので、ここには書きません。実際に来年、もしかして飼育することがあったら、そのあたりのレポートや、発生をずらす方法も実験してみたいと思ってるけど。

とりあえず今回はフクロウたちへのシルクワームの与え方。


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2012年11月30日

フクロウ飼いのためのシルクワーム講座 その2

ということで前回のおさらい。
シルクワーム(蚕、お蚕さん)の飼育にあたって。虫嫌いの人は続き見ないように。

■必要なもの
 餌(無農薬の桑、人工飼料など)
 飼育スペース
 心のゆとり(精神修養)
 涼しく湿度の低い環境

■気を付けること
 虫なので殺虫剤の類は要注意。農薬付きの桑もダメ。少し離れた畑でまいていた農薬が(多分風で流れて)ついた桑を食べたシルクワームが一気に全滅したことがある。
 湿度、水分、高温、低温に極端に弱いので、暑い地域ではエアコンを推奨(といってもフクロウたちと同じレベルでいいと思うけど)。

■給餌可能時期
 エアコンで温度管理をして人工飼料を与えるなら年中可能。自然の桑を使うなら、7-10月くらい。
 サナギや成虫は冷凍できるので、幼虫にこだわらなければもう少し長期間。


 

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2012年11月28日

フクロウ飼いのためのシルクワーム講座 その1

そんなこんなで虫餌の話を少し入れようと古いblog記事を漁っていたら、検索遅いは件数多いは、大変なことになって昨日は断念した(汗)。こんなにたくさん書いたっけなー。と思うけど、実際夏になると必ず虫のことばかり書いてたんだな。
「昨日虫は与えすぎるな! って言ってたくせに」
と思われる人もいるかもしれないけど、当然うちも与える量は気を付けていたし、フクロウに選ばせていたよ。朝はちゃんと肉。夜はオヤツに虫って感じのことが多かった。いずれにしても夏場はほとんどマウス類は食べなかったね。暑くなるとこってりな餌は嫌だったんだと思う。

虫餌といえば一般的にはコオロギやミルワーム、ジャイアントミルワームが一番手に入りやすくて、うちでもよく通販で買っていたし、拙著『フクロウ飼ってます!』でもいくつか書いたんだけど、シルクワームについて何回か尋ねられたことがある。
よくよく考えたら飼い方や注意をまとめたことがなかったので、ちょっと簡単に。
それから栄養価のことだけど、申し訳ないけれど以前見ていた本や栄養成分表がPCごと火事で燃えてなくなってしまったので、各虫の栄養価については比較できない。いずれ時間があれば再度データを集めてみたいけど、絶版の本もあってちょっと難しいかな・・・。
続きは虫餌(主にシルクワーム)の話なので、嫌な人は見ないように。
やってみたいと思う人は、都内のショップなどでも時期によっては買えるはず。勿論自力チャレンジもお勧め。

amazonで『フクロウ飼ってます!』が売り切れに・・・いや、松本市の丸善さんにはまだあったよ。多分ジュンク堂&丸善さんには在庫があるはず(汗)。皆様お買い上げありがとうございます。でも中古のぼったくり価格は必要ないんでやめてね。まだまだ在庫はあります。

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2012年11月27日

スナック菓子ばかり食べてていいの?

soleil20050209.jpg
餌の話でまた昔話を。
以前から見ていただいてた方はご存じのとおり、我が家には超偏食のニシアメ旦那がいた。うちに引き取られた直後は、羽根はボロボロ。次の換羽の時でもまだ換羽がうまく行かず、羽根が途中で巻き毛になってしまったり、抜けた羽の軸がへにゃっと曲がるのが当たり前。爪や嘴はスカスカ。ちょっとささくれができてはひっかけて割れてしまうので、トリートメントがえらく大変だった。

画像はうちにきて1,2日くらいのところかな。爪が伸びすぎてうまく止まり木に止まれてないし、口には肉片を押し込まれるし、頭はパニックで目見開いてるし、もう滅茶苦茶。置いておいても餌を食わないから、ほんと苦労した・・・。




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posted by モリフクロウ at 13:57| Comment(0) | TrackBack(0) | フクロウ飼育の知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月25日

危険な伝統行事

最近の片翼フクロウの生活。

朝。開いているケージの扉から勝手に戻って飯食って、水浴びを盛大にして寝る。
昼。ケージの中からなんとなくぼんやり外を見る。
夜。人間がうっかり閉め忘れたケージの扉からケージの外に出て、部屋の中を自由に飛び回る。
  人間がうっかり置き忘れた飯を勝手に食って、外の監視。

とまぁ。ケージの扉を開けて置いてやると、暗くなったら勝手に外に出て、明るくなったら勝手に戻って寝る生活。
一応お日様とともに生活してはいるらしく、最近は日が短いので、
「薄暗くなったのに扉開かないのはなぜだー!」
と、夕方早い時間に暴れまわっていることも・・・(慌てて扉を開けてやるんだけど、勿論飛び出してなんてこないで、じーっと人の様子を観察して、「早く消えないかな・・・」と思ってるところがウラルらしい)。

信州は長い夏が終わった途端、秋は駆け足で過ぎて行き、そろそろ最低気温は15度。最高気温は24、5度くらい。過ごしやすいと言えば過ごしやすい・・・Tシャツでは寒くて過ごせないくらいになった。で、フクロウの食欲は一気に増大して一日80-100gくらいはぺろりと平らげている気が・・・。一時期60-70gしか食べてなかったから、相当詰め込んでるらしい。

あっ。そろそろ小型フクロウたちが食べても食べてもエネルギーが足りなくて餓死する季節ですよ。体重を量って、ちゃんと餌の量を見直してね。小型といわず、中、大型も勿論冬に向けて羽根を増やして皮下脂肪を蓄え、体温維持にエネルギーを使うから要注意。
それから、「フクロウが飛べなくなった」と相談を受けるのもこの頃。以前の記事『飛べなくなるフクロウ』はこちら。飛べない理由を確認して、それが秋から冬への準備なら問題ないと思うよ。



続きは片翼フクロウがやんちゃしすぎて災難に見舞われた話。



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posted by モリフクロウ at 11:57| Comment(3) | TrackBack(0) | フクロウ飼育の知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月28日

『フクロウ飼ってます!』ご感想はこちらから(その1)

うかうかとしていたら2週間くらいあいてしまった(汗)。

ボチボチお手元に届いた方もいらっしゃるみたいで、読みました、今読んでいます、ご報告を(まばらに(笑))いただいてます。
ありがとうございます。済んでいる松本市でも、丸善さんやリブロさんで取り扱っていただいてるようで、本当にありがたいです。
松本のタウン情報誌の方からも取材の依頼が来て嬉しい限り。これでフクロウの雛の誤認保護や、餓死するフクロウが少しでも減るといいな。

twitter(@toomanyowls)でも、いくつかご感想をいただきました。外から感想を見られたくない方は、一言くださればこちらからフォローしますので、DMで送っていただけますよ。ここの怪しげなメッセージ欄でもちゃんと届くんだけど、その場合情報不備でこちらから返信できないことも多いので。ご迷惑とお手数をおかけして申し訳ないのですが(汗)。
  
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posted by モリフクロウ at 12:14| Comment(4) | TrackBack(0) | フクロウ飼育の知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月08日

フクロウ飼ってます! 一応出てるみたい

bb2dd54e972311e1abd61231381b6d77_7.jpgものすごく控えめに入った(笑)。
GWの最終日に松本市のパルコまで行ってきたよ。ちゃんとあったあった。
動物コーナーを探してたんだけど、違うところで全然見つからなくて焦ったけど。

一応三省堂、紀伊国屋、八重洲ブックセンター(動物コーナーに平積み!)に置いていただいてるそうです。あとは松本のパルコの中のリブロさん・・・。

全チェーンに置いていただいてるわけじゃないので、宮脇書店さんやジュンク堂さんにもあったりなかったり。まぁ、どこかで偶然見かけたら、多分野生のフクロウ並みにレアなので、ちらっと見てみてください。


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posted by モリフクロウ at 11:43| Comment(6) | TrackBack(0) | フクロウ飼育の知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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