
ということで場所は再び池袋演芸場。40日に及ぶ真打昇進披露興行の千秋楽にも顔を出してみました。
当日は木曜日の夕方ということもあって、空いているかと思いきや・・・結構人が一杯。いつも行く寄席より更に客の年齢層が上な気がします。
開場の13:00よりちょっとだけ早く滑り込んだのですが、この時点でかなりの席が埋まっている状態で危ないところでした。この後満員になり、補助席やら立ち見が出てました。
真打昇進披露口上では、林家木久蔵師匠、柳家さん喬師匠、鈴々舎馬風師匠、そして久蔵さん(順不同)が並び、 今日は真面目な披露口上。
この日のネタは、落語というよりは落語家の師匠や昔の話にちなんだものが多かったような。木久蔵師匠の八代目林家正蔵師匠の話、馬風師匠の小さん師匠の話がそのまま紙きりのネタにつながったり、寄席らしい流れでした。
久蔵さんは「宿屋の富(やどやのとみ)」。ん? これも大元は上方ネタか?
貧乏人が金もないのに大金持ちのフリをして泊まった宿で、富くじ(宝くじ)を買わされる。翌日の当選発表の場で、1等の1000両が当たってしまい・・・
貧乏人の大ほら吹きの様子と、富くじをめぐるこっけいな人間ドラマが面白い噺です。場内が暑かったせいもあって、久蔵さんは汗だくで熱演でした。
口上でも、これが区切りの第一歩です、とありましたが、これから先もいろいろな噺を聞かせてもらえることを期待しつつ。長野からだとなかなか東京までいけないんですけどね・・・。
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