モバイルからはこちら→ふくろうたちの家
書く書くと言っていながら全然書かないと、なんかまぁもういっか・・・。となっちゃうのが悪い癖だなぁ(汗)。
でもとりあえずこれだけは書いておかないと。
『ふくろうたちの家』は、以前から何度も紹介しているので、ご存知の方も多いはず(コレとかコレとか)。残念ながら訳者のお一人、飯野先生が先日亡くなってしまったので、実質復刊は難しいんじゃないかなぁ。ご本人も生前復刊してほしいとおっしゃってたんだけど。
アメリカでフクロウ保護施設を立ち上げたキャサリン・マッキーバーという女性の奮闘記で、フクロウ好きにはぜひ読んでいただきたい本。フクロウたちとの接し方、生態、気をつけていることなど、参考になる部分も多い(もちろんフクロウの生態なんてどうでもいい人には、何の参考にもならないと思うけど)。図書館に入っているところも多いので、手に入らなかったらそちらをお勧め。

(画像はグラニーとは何の関係もありません。メガネフクロウ)
その本の一節に、雌のメガネフクロウのグラニーが繁殖期に引き起こす騒動が描かれている。もともと人間のインプリントで自分をフクロウと思っていないので、人間をペアの相手と思い込んで時期になったら無精卵を産むし、それを抱くこともする(雌なんだけど、ペアの相手に選んだのは筆者の女性。餌を持ってきてくれるのは本来雄だから、ヒトの性別を間違えることはよくあること)。
実際に卵を産んだメガネフクロウに、筆者は解決策のつもりで孵化直前の鶏の有精卵を与えるんだけど、これがまた更なる騒動を引き起こすという・・・。詳しく知りたい人は、ぜひ続きを『ふくろうたちの家』で読んでみて。
発情期の雌フクロウと有精卵がないとこういう状況にはならないので、なかなかレアな状況だと思っていたんだけれど、これがリアルに起きてたらしかった。
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